平成22年から、海岸での漁業用フロートやペットボトルなどの漂着物の回収や海岸パトロールの活動を続けている末松秀春さん(栖本町/80歳)が、地域環境美化に関して特に顕著な功績があったと認められ、環境大臣より表彰されました。それを受けて、11月1日に天草市役所で表彰伝達式が行われました。
当初は月1回程度で活動をされていたが、令和2年7月の熊本豪雨以降は、例年以上の漂着物が流れ着いたことにより、週1~2回と回収を増やして漂着物の回収をされています。令和2年の台風9、10号の通過後は30日間でごみ袋の漂着物と38個の漁業用フロートを回収。令和3年度には、ごみ袋1,220袋分の漂着物を回収されました。
末松さんは、「このような名誉ある賞をいただき光栄です。これからも環境のためにできることを考え、環境保全に貢献できるよう体の続く限り頑張りたい」と意気込みを述べました。
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表彰状を授与 | 左から県環境生活部環境局長、末松秀春さん、馬場天草市長 |