11月9日、栖本中学校で秋季全国火災予防運動に伴うブラインド型消防訓練が行われました。
中央消防署の署員が訓練を指導し、119番通報や煙が充満した屋内を想定した避難、水消火器による消火などを生徒や先生が体験。濃煙体験を終えた生徒に対し、署員から「火事の煙は有毒で、においもきつく、目も痛む。ハンカチなどで口と鼻を覆い、姿勢を低くし、できるだけ誘導灯を探して、その方向に避難を。家での避難も家族と考えてみてほしい」との説明がありました。
訓練後には、中央消防署に新たに導入されたはしご車の実演があり、生徒たちは空に向かって伸びるはしごを目で追い、感嘆の声を漏らしていました。
最後に「今回は、皆さんの命を守るための初歩的な訓練。回数を重ね、自分の中にマニュアル化していってほしい」との署員の話のあと、生徒を代表して3年生の山田さんは「この体験を今後に生かしていきたい」とあいさつ。今回の訓練により火災時の対応、防災に対する意識を高めたようでした。
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姿勢を低くして壁伝いに(濃煙体験) | 水消火器での消火体験 | お礼のあいさつ |
中学生の訓練終了後には、近くの和貴保育園から園児がやってきて、濃煙体験やはしご車の実演を目をキラキラさせて見ていました。
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消防署のお兄さんから優しく説明してもらいました | わぁ!高いね~! |