11月11日、牛深小学校で消防訓練・はしご車救助訓練が行われました。参加したのは牛深小学生や教師約260人で、天草広域連合南消防署の消防隊員による指導のもと、約1時間にわたりさまざまな訓練・体験を行いました。
校内放送で、校舎3階の調理室からの出火を想定した避難指示の放送が流れると、児童たちは、先生の指示に従って行動し、約2分30秒ほどで校庭への避難を完了。その後、はしご車を使用した救助訓練が行われ、児童たちは、はしご車の役割や機能、救助までの行程などの説明を聞きながら、迫力あるはしご車が20m以上の長さに伸びるようすや校舎3階に取り残された教師を救助するようすを見学しました。
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外に避難する児童たち | 消防隊員による、はしご車の役割や 救助行程などについての説明 | 高く伸びたはしご車を見て 感嘆の声をあげる児童たち |
また、煙の充満した部屋を通る煙体験も行われ、児童たちはハンカチを口に当てながら、姿勢を低くして歩くなど、有効な避難方法を体験していました。
天草広域連合南消防署の消防隊員は、「一番大切なことは、火事を起こさないこと。そして、火事に早く気付くことが大事。寝室などにも火災報知機を付けるなどをして、火事に気付くようにしてほしい。今回学んだことは、しっかりと保護者や周りの人に伝えてほしい」と児童に呼びかけました。
避難訓練に参加した児童は、「煙体験がとても不安に感じた。これからも火事を起こさないように気を付ける」と話していました。
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煙が充満した部屋からの避難を想定した煙訓練 | 訓練指導のお礼を言う児童 |