11月11日、栖本小学校体育館で、熊本県立美術館が所有している本物の作品を展示する「スクールミュージアム」が開催され、熊本県出身の浜田知明(1917~2018年)や、マルク・シャガール(1887~1985年)の版画作品・全26点に加え、なかなか表に展示されることはないという銅版の原版2枚も展示されました。
今年度、このミュージアムは県内10校15カ所で開催され、普段県立美術館などに足を運びにくい子どもたちが学校で美術品を身近に感じられるチャンスとなっています。
午後2時頃、5年生の児童8人と栖本中学校1年生11人が集まりました。県立美術館の福田さんと学芸員の藤本さんから「算数や数学のように答えはありません。作品を見て、いろいろなことを自由に感じてください。美術館ではないので、お友だちとおしゃべりしながら見て良いですよ」との話があり、児童・生徒たちは思い思いに動き回りそれぞれの作品を見ていました。