11月24日、御所浦小学校の5年生14人が、天草漁協御所浦支所壮青年部グループの指導のもと、アマモの種まきを行いました。
子どもたちは、天草漁協御所浦支所の杉原さんからアマモの種まきについて説明を受けた後、布製のポットに砂とアマモの種を入れ、水の入った瓶容器に入れていきました。
種まきしたアマモは、3月~4月頃には移植できるまでに成長するとのこと。
種まきを終えた子どもたちは、「アマモはこんなに小さいんだなと思った」、「アマモの植え付けは海を守る活動。大きくなって魚が卵をつけて、魚が増えてほしい」、「砂の量の調整が難しかった」と話してくれました。
天草漁協御所浦支所の杉原さんは「子どもたちに1人でも多く御所浦町の漁業者になって欲しい。昔はアマモがたくさんいたが、アマモが減少したため魚も少なくなった。アマモが増えることで豊かな御所浦の海に戻って欲しい」と話していました。
なお、御所浦地区壮青年部グループは、11月12・13日に行われた第41回全国豊かな海づくり大会において、「アマモで漁場を守る取組」により農林水産大臣賞を受賞しています。

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種まきの手順について教わる児童たち | アマモの種 | 種をていねいにポットへ |

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長年の活動が認められました |