1月6日の早朝、百年を超える伝統があり、一年の無病息災を願う新年の行事「寒詣」が河浦町の一町田八幡宮で行われました。
まだ夜も明けやらぬ午前5時50分、田代宮司がほら貝を吹き鳴らすと約30人の住民が続々と境内
へ集合。宮司が祝詞を唱え、参加者全員で祈りを捧げ二礼二拍手一礼ののち、掛け声に合わせて全身
を使った独特の「天突き体操」や「ろ漕ぎ体操」を行って体を温めました。深呼吸をして息を整えたところ
で、ここ数年最後の締めくくりとして行ってきた「コロナ退散」の三唱に続き、世界平和を願って
「戦争終結」の三唱も行われました。参加者は、役員から配られたお供え物の紅白饅頭やお餅、新型コロ
ナウイルス感染予防のためのマスクが入った袋を受け取り、月明かりの残る中、石段を下りわが家へと帰っていきました。
この寒詣に親子孫の三代で参加した高校2年生の倉田玲美(れみ)さんが、「4月にはいよいよ高校三年生なるので、勉強をしっかりやっていきたい