
天草小学校児童による感動の歌声 |
2月4日、天草市民センターで「天草市青少年健全育成・教育推進フォーラム」が行われ、学校関係者や保護者など約300人が参加しました。
実践発表では、天草小学校児童による「『音楽』と『絆』でつむぐ学校づくり」として福連木子守唄の合唱をはじめ、天草町内における体験活動の発表がありました。また、天草市地域学校協働活動推進員統括コーディネーターの向 博俊さんから、日頃から地域と学校が連携した協働活動の先進的な取り組みについての発表がありました。
記念講演では、東京2020パラリンピックゴールボール銅メダリストの浦田理恵さんが「一歩踏み出す勇気~自分が変われば世界が変わる~」と題し講演。20歳のときに急激に視力が低下し、網膜色素変性症と診断され、視力を失ったことを家族や友人に打ち明けることができず引きこもりの日々を送ってきたこと、このままではいけないと勇気を出して一歩踏み出したこと、ゴールボールとの出会いからパラリンピックでのメダリストになるまで周りのサポートを得ながら成長できたことなど感動的な話をされ、参加者は目を潤ませながら聞いていました。また、アイシェードを装着して視覚障がい者への誘導方法やゴールボールを使用した相手への思いやりの声のかけ方など分かりやすく話されました。
講演を聞いた参加者からは、「とても心を動かされるお話で感動しました」や「たくさんの言葉や思いやりの心を教えていただきました」、「チャレンジの先にあるのは『成功か失敗』ではなく、『成功か成長』であるという言葉が印象的でした」などの感想が寄せられました。