3月23日、(株)ORENDAWORLDと天草工業高等学校、県教育委員会、天草市の4者が天草工業高等学校で連携協定を結びました。
本市では「デジタルアートの島創造事業」として若者や女性が魅力を感じ、市外から入ってくるお金を増やせる新たな産業としてゲームやアニメ、CGなどを制作する産業の創出を目指します。アニメやゲームなどを創るコンテンツ産業の雇用の場を創出することより、若者や女性が天草に残ることができ、また帰ってくることができる環境を作ることができます。
今回この取り組みの一つとして、ゲームやアニメのCGやメタバース(仮想現実空間)などを制作する(株)ORENNDAWORLDと本市で令和5年7月(予定)に「(一社)デジタルアート天草(仮称)」を設立。令和6年4月から天草工業高等高校情報技術科に新設される“CGを学べるカリキュラム”で同校の生徒20人が週13~18時間授業やクラブ活動でCGなどを学びます。
同校の西村和久校長は、「近年は映像デジタルコンテンツに対応できる人材が求められている。生徒たちに最先端の知識を学んでもらい、世界に通用する人材、天草を活性化できる人材を天草に残すことに貢献したい」と話していました。
令和9年3月に第1期生として同校を卒業する生徒が、(一社)デジタルアート天草やデジタルアートの島創造事業で天草に誘致するCG制作会社、(株)ORENDAWORLDなど首都圏の会社に就職し、3年程度実践経験を積んだ後、天草への帰郷する仕組みを予定しています。
(株)ORENDAWORLDとは、雇用拡大を目的としてR5.2月に本市と進出協定を締結(本社:東京都)。
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県立天草工業高等学校 西村和久校長のあいさつ | (株)ORENDA WORLD代表取締役 澁谷陽史さんのあいさつ |