若草萌える4月、河浦町古江地区では、同地区21世帯で組織された自主防災会が活動の一環として古江川沿いの土手を利用して、「こうつう安全 火の用心」の標語を雑草を刈り込んで掲示しました。国道266号線を走るドライバーに交通安全と火の用心を呼び掛けています。
これは、古江地区自主防災会会長の小山富雄さんが中心となって、一文字4m四方の枠に収まるくらいに型を取り、文字に合わせて草を刈り込み、さらにテープを張って目に付くようにして掲示されたものです。草の伸びるのも早いこの時期は状態を維持するために、定期的に草刈りを行っているそうです。
交通安全と火の用心の願いを込めたこの掲示物は、河浦町から牛深方面へ向かう国道の坂道を下ると目の前に見える位置にあり、ドライバーの間でもちょっとした話題になっているということで、小山会長のところへも問い合わせがあるそうです。
小山会長は、「防災会として何か活動事績を残したいとの思いで、会員の共同作業で行ったものです。交通事故防止や火災予防につながれば幸いです」と話していました。
| |
河浦町古江へ坂道を下ると目の前に大きな文字が見えてきます | 現地で説明する古江地区自主防災会の小山会長 |
| |
こうつう安全 | 火の用心 |