５月28日、下浦町で「石工の館」の落成式が行われ、下浦町づくり協力隊「ざっくばらんの会」のメンバーや馬場市長が出席しました。
令和２年４月に結成された同会は、令和３年４月に「きまぐれ市場」をオープンし、地元の特産品である柑橘類や、伝統産業である石工の技を活かした作品を展示・販売してきました。
今回、下浦町の「石工の伝統」を守り後世に受け継いでいこうと、石材業を営む11人が同会の傘下となる「下浦石材業推進会」を結成。きまぐれ市場に併設する形で「石工の館」を建設しました。
落成式でざっくばらんの会の原田稔会長は、「下浦町は石工の里として200年以上の歴史がある。今後も石工の伝統を守りながら地域の活性化を図っていきたい」と話しました。
また、ざっくばらんの会結成２周年事業として、御影石（みかげいし）で恐竜のモニュメントが製作され、そのお披露目も行われました。製作された恐竜は「ティラノサウルス」・「プロトケラトプス」・「アンキロサウルス」の３体で、令和６年３月開館予定の「御所浦恐竜の島博物館」に展示されます。