新型コロナウイルスの感染リスクを下げる工夫をして会食を楽しみましょう 最終更新日:2020年12月4日 新型コロナウイルス感染症対策分科会から、感染リスクが高まる「5つの場面」や感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫などに関する提言が出されました。 飲食や会食の機会が増える年末年始を迎えるにあたり、自分と自分のまわりの大切な人を守るため、引き続き一人ひとりが感染症予防対策を徹底しましょう。 感染リスクが高まる「5つの場面」場面1:飲食を伴う懇親会等◇飲酒の影響で気分が高揚すると同時に注意力が低下する。また、聴覚が鈍磨し、大きな声になりやすい。◇特に敷居などが区切られている狭い空間に、長時間、大人数が滞在すると感染リスクが高まる。◇また、回し飲みや箸などの共有が感染のリスクを高める。 場面2:大人数や長時間におよぶ飲食◇長時間におよぶ飲食、接待を伴う飲食、深夜のはしご酒では、短時間の食事に比べて、感染リスクが高まる。◇大人数、例えば5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まる。場面3:マスクなしでの会話◇マスクなしに近距離で会話をすることで、飛沫感染やマイクロ飛沫感染での感染リスクが高まる。◇マスクなしでの感染例としては、昼カラオケなどでの事例が確認されている。◇車やバスで移動する際の車中でも注意が必要。 場面4:狭い空間での共同生活◇狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が共有されているため、感染リスクが高まる。◇寮の部屋やトイレなどの共有部分での感染が疑われる事例が報告されている。場面5:居場所の切り替わり◇仕事での休憩時間に入った時など、居場所が切り替わると、気のゆるみや環境の変化により、感染リスクが高まることがある。◇休憩室、喫煙所、更衣室での感染が疑われている事例が確認されている。 感染リスクが高まる「5つの場面」(厚生労働省) (PDF:227キロバイト) 新型コロナウイルス感染防止対策は4つのポイントを押さえましょう!(熊本県) (PDF:208.2キロバイト) 感染リスクを下げて会食を楽しむ工夫1.飲酒をするのであれば、「少人数・短時間」で、「なるべく普段一緒にいる人」と、深酒・はしご酒などはひかえ、 適度な酒量で。2.箸やコップは使い回さず、一人ひとりで。3.座の配置は斜め向かいに(正面や真横はなるべく避ける)。4.会話するときはなるべくマスク着用。5.換気が適切になされているなどの工夫をしている、ガイドラインを遵守したお店で。6.体調が悪い人は参加しない。 分科会から政府への提言(厚生労働省) (PDF:2.36メガバイト)*熊本県がリーフレットを作成しました! 会食時の感染リスクを下げる4つのステップ (PDF:801.1キロバイト) 新型コロナウイルス感染症の「いま」についての10の知識 国は、新型コロナウイする感染症に関する現在の状況とこれまでに得られた科学的知見をふまえ、新たに10の知識として取りまとめました。 これからの感染者の発症をさらに抑えるためには、みなさん一人ひとりが最新の知識を身に着けて、引き続き正しい感染症予防対策を行っていただくことが大切です。 詳しくは、下記の資料をご覧ください。 新型コロナウイルス感染症の”いま”についての10の知識 (PDF:2.74メガバイト)