本市のごみの現状
ごみの量は人口減少に伴い、総量は減少していますが、1人が1日に出すごみの量は10年前とほとんど変わっていません。また、資源化率は徐々に低下している状況です。


新ごみ処理施設の建設に向けて
本市には現在5つのごみ処理施設(本渡地区清掃センター、松島地区清掃センター、牛深クリーンセンター、西天草クリーンセンター、御所浦クリーンセンター)で処理を行っていますが、これらの施設は老朽化(建設から19年~28年が経過)が進み、更新時期を迎えています。そのため、広域連合では1カ所に集約したごみ処理施設を新たに建設する計画をしています。

人口の減少が著しい中に将来のことを考えると、より小さな焼却施設にすることができれば、建設費やその後の維持管理費も縮小できます。建設する前からごみをできる限り減らし、将来に負担を残さないためにもごみ減量化の取り組みが重要です。
1年間当たりの処理費用
ごみを処理する費用は年間約15億円。ごみステーションへ出されたごみの運搬や焼却場に持ち込まれたごみの焼却、灰の処分費など多額の費用が掛かっています。
ごみを減らしたり資源物として分けて出したりするなど、1人ひとりの心がけが経費を抑えることにつながります。

本市のごみ減量の目標
本市の1日1人当たりのごみ排出量は令和2年度で894gとなっており、そのうち約8割が燃やせるごみとなっています。令和8年度までに717gの目標に向けて減量化を目指しています。


まぜれば『ごみ』 分ければ『資源』
資源物ステーションでは環境美化推進さんの協力により、資源物の収集を行っています。
資源物として分けて出していただくことで、それぞれのご家庭のごみ出し費用の負担を抑えることができ、また限りある資源の有効活用で地球にやさし い取り組みにつながります。

みんなで取り組む3R
まずは、身近なところから始めましょう!

■家庭でのごみ減量化

■職場でのごみ資源化

本市の取り組み
- 環境美化推進員さんの協力をいただきながら、ごみの減量化や資源化を図っています。
- 全小学校を対象とした環境学習や地域等での出前講座においてごみ減量化、資源化の啓発を行っています。
- 各地域の子ども会や婦人会、振興会等で行われている資源物回収活動へ報奨金を交付し、活動の支援を行っています。
- 生ごみ処理容器などの購入に対して補助金交付を行い、生ごみの減量化を推進しています。
- 事業系廃棄物の搬入車両検査を実施し、分別回収の徹底を指導しています。
- 市広報紙やみつばちラジオ、ケーブルテレビ、市ホームページなど、さまざまなメディアを積極的に活用し、周知啓発を行いながらごみ減量化・資源化の推進に努めています。
将来に向けて持続可能な社会を目指し、更なるごみの減量化・資源化に向けて一緒に取り組みましょう。 |