消費者庁よりトランポリンが設置された遊戯施設での事故について注意喚起が行われています。
消費者庁では、令和2年12月に遊戯施設におけるトランポリンでの事故についての注意喚起を実施しました。しかし、その後も遊戯施設のトランポリンでの事故が11件(うち2件は重大事故等)発生したことから、改めて注意喚起を実施しています。
トランポリンが設置された遊戯施設は、体を動かして跳躍する楽しさから夢中になりがちですが、安全な遊び方を正しく理解していないと、落下や転倒、衝突により骨折や神経損傷などの重大な事故につながるおそれがあります。
(1) 遊ぶときの注意ポイント
遊戯施設の利用規約や注意事項・禁止事項をよく確認し、正しく使用しましょう。
特に、禁止事項とされていなくても、自身の安全を確保するため、以下の点は、必ず守りましょう。
☑ トランポリンを初めて利用する人は、いきなり高く跳ぶことや、宙返りなどの危険な技はしない。
☑ 公式競技にも使用されるような、高く跳躍できるトランポリンを使用する際は、危険性を理解した上で、無理のない範囲で使用する。
☑ 1つのトランポリンは1人ずつ使用する。
(2) 施設を選ぶときの注意ポイント
大規模で複数のトランポリンが設置されている施設(いわゆるトランポリンパーク)においては、監視員が配置され、十分に監視をしているか確認しましょう。
なお、遊戯施設の管理状況について、疑問や危険性を感じた場合は、遊ぶことを止め、施設側に申し出るようにしましょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
資料
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