小学生が牛深の雑節を学ぶ~牛深地区公民館全体講座~ 最終更新日:2022年6月17日 6月17日、牛深地区公民館全体講座「雑節ができるまで」が開催され、牛深東小学校の5年生31人が雑節について学びました。 雑節はサバやイワシなどカツオ以外の魚を原料にして作られる節で、牛深は生産量日本一。小学生が地域の水産業に触れる機会をつくろうと牛深地区公民館が企画し、テーマを変えて毎年開催しています。講師は牛深東小学校から歩いて約15分の場所にあり、雑節などの加工を行う「ヤマム水産」の山本さん。子どもたちは約1時間の講話を聞いたり、雑節の加工場の見学を行ったりしました。 歩いて加工場へ講師の山本さん 加工の工程を見学する子どもたち 講話では、雑節の歴史や雑節が使用されている商品の紹介、牛深の雑節が全国の生産量の約半分を占めていることなどを説明。子どもたちは熱心にメモを取っていました。その後、山本さんの説明を聞きながら、魚を茹でる機械や魚を運ぶ工程、魚に金属などの異物が入っていないか確認する機械を実際に使っているようすなどを見学。「おお~」「すごい」など声を上げて感心していました。 見学が終わった後も、山本さんに質問したり、実際に出来上がった雑節の匂いを嗅いだり、手に取ってみたりと最後まで興味深々。 参加した児童は、「雑節が作られるまで、たくさんの工程があることにびっくりした。知ることができて良かった」と話していました。