有明の魅力を見て!知って!~夏休み有明サマー体験隊~ 最終更新日:2022年7月29日 7月29日、有明町の小学生を対象とした体験イベント「有明サマー体験隊」が開催され、4~6年生の児童15人が参加しました。 この催しは、地域の学習資源を利用した体験活動や交流を通して、町の文化や歴史を理解し、ふるさと有明を想う気持ちを育ててほしいと、まちづくり協議会と公民館の共催で初めて企画したものです。 午前9時に大浦地区コミュニティセンターに集合した子どもたちは、最初の定置網あげ体験に向けて歩いて出発。 大浦港に着くと大浦地区で親子で漁師を営み、同地区の「ひと網オーナー」事業に協力する原田司さん・奨さん親子の船に乗り込みました。 定置網はこの地区で昔から行われている漁法で、回遊魚が陸に向かって泳ぐ習性を利用して、浮きの下に張られた陸地から伸びる道網を伝い、先についた袋状の網へ入る仕組みになっています。 漁の説明を受けた後、早速網を引き揚げるとコノシロ、ブリ、タイ、アジなどたくさんの種類の魚が獲れていました。 このような豊富な種類の魚が獲れることも有明の海の特徴。この日は潮の関係でいつもよりも量は少なめとのことでしたが、子どもたちは「魚がたくさんいて驚いた」「網ですくうのが楽しかった!」と、ここでしかできない初めての体験を楽しんでいました。 船に乗り込んで出発何が獲れたかな?わ~!大漁だ!! 午後は、災害時の避難所で活用が想定される段ボールベッドの組み立てを体験。班で協力して、あっという間に1人1台を組み立ててしまいました。 続いて有明地域で古くは盛んにおこなわれた塩づくりに挑戦し、できた塩をなめて「しょっぱい!!けど、おいしい」とにっこり。 夕食のカレーをみんなで作り、おなか一杯になった後はお楽しみの花火と、盛りだくさんの一日を最後まで元気に楽しみました。 子どもたちからは「また来年も参加したい!」と感想が聞かれ、たくさんの体験をとおして地域の魅力に触れたこのイベントが、夏休みの良い思い出になったようでした。慣れると5分ほどで完成寝心地も良い感じ! 本当に海水から塩ができたよ!!カレーもおいしくできました有明最高ーー!!