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夏休み有明サマー体験隊 2023

最終更新日:
 
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 7月28日、有明町の大浦地区コミュニティセンターで、町内の小学生を対象とした体験イベント「有明サマー体験隊」が開催され、4~6年生の児童18人が参加しました。 
 この催しは、地域の学習資源を利用した体験活動や交流を通して、町の文化や歴史を理解し、ふるさと有明を想う気持ちを育ててほしいと、まちづくり協議会と公民館の共催で昨年に続いて2回目の開催。
 開校式を終えると、子どもたちは最初の体験「定置網漁」のため大浦港に移動。親子で漁師を営み、同地区の「ひと網オーナー」事業に協力する原田司さん・奨さん親子の船に乗り込みました。
 定置網は回遊魚が陸に向かって泳ぐ習性を利用したこの地区で昔から行われている漁法で、今年は昨年の赤潮の影響で漁獲量が減少しているとのことですが、網を引き揚げるとスズキやタイ、ヒラメなどたくさんの種類の魚が取れていました。子どもたちも一人ずつ網を持って魚をすくい上げ、「網ですくうのが楽しかった!」「魚がたくさん入っていて驚いた」と、ここでしかできない初めての体験を楽しんでいました。
 
 
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何が獲れるかお楽しみ!

どきどきの網上げ

「わー!たくさん入ってる!!」原田さんより魚の種類の説明
豊富な種類が取れるのも有明の海の特徴
 
 午後は、防災についてクイズで学び、新聞紙で食器やスリッパ作りに挑戦しました。また、災害時の避難所で活用が想定される段ボールベッドの組み立てを体験し、班で協力して作り上げると早速寝心地を確かめていました。 
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新聞紙でスリッパ・食器づくりを体験協力して段ボールベッドを組み立て寝心地はいかが?
 防災講座の後は、町内で民宿を営み、有明町観光協会会長も務める松本國雄さんを講師に魚さばき体験を行いました。
 まずはお手本にと、午前中の定置網で獲れた40cmを超えるコショウダイを松本さんが調理。大きな鱗や硬い骨を慣れた手つきでさばくようすを子どもたちは感心して見入っていました。
 次に、大浦地区の食生活改善推進員の皆さんにもお手伝いしてもらいながら、1人1匹ずつアジの3枚におろしに挑戦。初めて魚をさばく子どもたちは、慣れない包丁に苦戦しながらも、一生懸命さばいたアジをアジフライにし、みんなで作ったカレーライスと一緒におなかいっぱい食べました。
 夕食後はお楽しみの花火と、盛りだくさんの一日を最後まで元気に楽しんだ子どもたちからは「定置網漁で大きな魚がとれて良かった」「段ボールベッドをみんなで協力してできた」「魚は家でもさばいてみたい」といったと感想が聞かれ、「来年も参加したい!」と話していました。たくさんの体験を通して地域の魅力に触れたこのイベントが、夏休みの良い思い出になったようでした。
 
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講師によるさばき方のお手本
お刺身でおいしくいただきました
包丁の使い方が難しい!
皆さん上手にできました
有明最高ーー!!!

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