8月26日、天草市民センターで「アマプロ(Amakusa protect
project)2023 環境シンポジウム」を開催しました。
このシンポジウムは、SDGsの達成に向けた取り組みの一つとして、天草高校の生徒の「天草の豊かな自然を守りたい」との想いから、環境の分野にテーマを絞り、天草高校科学部の皆さんが中心となって、本市と共催で開催したものです。
天草高校では、文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けてさまざまな活動を実施しており、本年3月に開催された「つくばScienceEdge2023」で「ゲンジボタルの発光周期と生息環境から考察される保護方法の確立」を発表し、見事「創意指向賞」を受賞しました。
この賞を受け、7月にはシンガポールで開催された「グローバルリンクシンガポール」へ日本代表として出場し、これらの取り組みには高い評価を得ています。
シンポジウムでは、城河原地域づくり振興会 環境推進部会の金井憲昭さんによる「内野川のホタルと環境保全」と題した講演や、天草高校科学部ホタル班から、ゲンジボタルの発光周期について、天草のゲンジボタルは3秒型であることや、気温が上昇すると発光周期が短くなり、明るくなるほど非発光時間の周期が長くなるなどの調査結果が発表されました。
その後、生態系保全のための環境整備についてパネルディスカッションが行われました。
今後も、環境問題の解決に向けた取り組みを、天草の未来を担う高校生と一緒に継続していきたいと考えています。
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ゲンジボタルの発光周期などを説明 | パネルディスカッション | 科学部や科学部OB、馬場市長、 金井さんが参加 |
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ポスター展示 | ごみ減量などを啓発 |