3月2日、本渡看護専門学校で卒業式が執り行われ、40人の卒業生が思い出の学び舎を旅立ちました。
卒業証書授与では、植村正三郎学校長より卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡され、大変だったことや楽しかったことなどさまざまな思いを胸に、晴れやかな面持ちで証書を受け取りました。
植村学校長が、「学校で学んだ知識・技術を知恵・技能に高める努力を続け、さまざまな変化に懸命に対応し、課題にも対応できる良識と行動力、指導力を身に付け、さらに心豊かな人間性を備えた高いレベルの看護師として活躍してほしい」と式辞を述べると、卒業生はこれから立つ医療の世界を前に、真剣な表情で耳を傾けていました。
在校生を代表して辻󠄀快さんが卒業生へエールを送ると、卒業生を代表して山﨑有記さんが「コロナ禍での学生生活で、本来経験できたことができなくなり、きちんとした知識や技術を身に付けて卒業できるのか将来の自分に不安を感じることもありました。しかしその状況を経験できたからこそ、人と直接対面すること、生の声で言葉を交わし合うことの価値を知ることができました。この先困難な状況に直面することがあると思いますが、学校生活で日々努力したことを糧とし、社会の一員として行動に責任を持ち、笑顔を忘れず努めていきます」と答えました。山﨑さんの言葉一つ一つに、本渡看護専門学校で過ごした日々が思い起こされ、涙ぐむ卒業生もいました。
これから社会人として、一人の看護師として、それぞれが思い描く看護師像に向けて歩んでいってください。
緊張の面持ちで入場
植村学校長から卒業証書を授与
真剣なまなざし
優秀学生の表彰を受ける寺元千尋さん
在校生代表の送辞
卒業生代表の山﨑さんの答辞
晴れやかな笑顔で退場
切磋琢磨した仲間とともに
卒業しました