4月1日、本渡青果市場で今年初となる春マツタケの競りが行われました。
例年初競りには1~2本程度が並ぶが、今年はこれまでで最高の7本。これには、市場の競り人も「今年は豊作になるかも」と胸を躍らせていました。
競り開始のベルが鳴ると、キロ単価で声が飛び交い、「50(万円)」「80(万円)」「100(万円)」と値段が上がっていきました。この日一番の大物はいずれも長さ約11cm、かさの直径約5cmの2本計100gで、10万円の値段が付きました。
一番の大物を競り落としたのは、苓北町でスーパーを経営する高橋英樹さん。「マツタケを競り落としたのは初めて。春マツタケは全国的にも珍しい天草の文化ですね」と話していました。
今回競り落としたマツタケは、お客さんに楽しんでもらえるようにと店に展示し、購入希望者が現れない場合は、マツタケご飯に調理して販売するそうです。