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現役Jリーガーの経験から成長の秘訣を教わりました

最終更新日:

 6月20日、天草市民センターで、現役Jリーガーの野田裕喜選手(柏レイソル)、河原創選手(川崎フロンターレ)をお招きし、進行役を九州産業大学准教授の長島未央子氏(公認スポーツ栄養士)としたトークセッションを開催しました。

 ジュニアサッカー選手向けに食事や休養など練習以外の生活習慣でも成長につなげてほしいと天草市スポーツコミッションが企画。

 当日は、地元の小学生から高校生、その保護者など81人が参加し、運動量と食事量、身長を伸ばすために必要な栄養と休養など2人の経験から学ぶことができました。


ゲストのプロフィール

■野田裕喜 選手 28歳、柏レイソル、ディフェンダー、熊本県上益城郡益城町出身(大津高校卒)

■河原 創 選手 28歳、川崎フロンターレ、ミッドフィルダー、熊本県山鹿市出身(大津高校卒)

  • 1

    長島准教授が栄養や休養の取り方を2人に聞いていきました

  • 2

    運動量など具体的数値をスライドに表示し解説しながら進められました

  • 5

    小中高校生からの多くの質問に対し経験に基づく貴重な回答をいただきました


トークセッションの主な概要

1.身長を伸ばすための生活習慣(野田選手の実践方法)

  • 夜9時就寝、朝7時起床の9時間睡眠を徹底していた。
  • 毎日同じ量を食べ続ける習慣をつけた。
  • 食事もトレーニングの一部として、食べられるだけ体に詰め込んでいた。
  • 練習量は、小学生時代は週4回。
  • 高校時代はほぼ毎日、朝練と夕練を行い、帰宅後はすぐ食事をして就寝という生活だった。

2.食事管理

  • 両選手が在籍した大津高校では、徹底した食事管理が行われていた。
  • ご飯は大盛り2杯で約800グラム(約2.2合)を摂取。
  • 河原選手は、最初は食べきれず最後まで残って詰め込んでいたが、徐々に食べられるようになった。

3. 成長期の怪我

  • 野田選手は小学6年生の時にオスグッド病を発症し、「2ヶ月間の休養を余儀なくされた、しかし、休んだおかげか身長は伸びた」とその休息は必要だったと振り返る。
  • 長島准教授は、成長に必要なエネルギーの確保には、運動量に応じて食事をプラスする、または運動量を減らすなどバランスが非常に重要なポイント。野田選手は、成長期に運動量が減ったことで身長を伸ばすためにエネルギーが確保できたのかもしれないと話す。

4. メンタル面での成長

  • 失点を人のせいにせず、自分に矢印を向けることで成長してきた。
  • サッカーノートに練習や試合での課題、できたことを書いて整理していた。
  • 高校時代には、先輩やコーチと積極的にコミュニケーションをとって解決策を聞き出していた。

5. 試合時の食事戦略

  • 河原選手は普段、バランスよく食べることを意識し、体重が落ちやすいタイプなので、量もしっかり摂取するようにしている。
  • 試合前には、炭水化物(ご飯)をいつもより多めに摂取し、ハーフタイムにはゼリーなどで補給する。
  • 1試合で2〜3キロ体重が減る。4キロ減った時のダメージが大きかった。その時のリカバリーは、バランスは一旦考えず、とにかく食べられるものを食べた。

6.その他の経験談

  • 河原選手は高校時代には、プロになれないと思っていた。しかし、サッカー選手になりたいという夢は諦めず、大学で4年かけてプロを目指すという目標設定に変更したそう。
  • 両選手とも、プロになってからは長期的な目標を立てるのではなく、日々の練習に120%を出すことを大切にしているそう。
  • 野田選手は「真似することは意外と大事」と語り、小さい頃は憧れの選手を真似ることから技術を学んだと振り返っていた。


両選手共通の強調ポイント

集合写真

  • 食事・睡眠・練習の習慣化: 規則正しい生活がすべての基礎
  • 失敗を成長の糧に: 人のせいにせず、自分に矢印を向ける
  • 個人差を理解する: 自分の体質に合った方法を試行錯誤で見つける
  • 日々の積み重ね: 長期目標よりも毎日の努力を大切に
  • 積極的なコミュニケーション: わからないことはコーチや先輩に質問する
  • 適切な休息: 成長期の怪我は無理せず休むことも重要


 貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。


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