〒861-6303
熊本県天草市栖本町馬場2560番地14
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天草市立栖本病院・院長挨拶

天草市立栖本病院 院長 水流添 覚

 当院は昭和29年に結核病床120床を有する療養所(診療科目 内科・呼吸器科)として開設されました。開設当初は結核診療が主体でありましたが、その後の社会情勢の変遷や疾病構造の変化に応じて一般病床の新設と結核病床の段階的縮小を実施。平成4年にはベッド数70床(一般病床24床、結核病床46床)の病院として現在地へ移転しております。平成18年の市町村合併による天草市の誕生と同時に病院名を「天草市立栖本病院」と改称。平成23年には、熊本県から救急病院指定を受けました。救急医療ができる体制を整備することにより「地域住民の健康の維持と増進、地域の発展に貢献する」 という自治体病院の理念のもとで全職員一致してより良い病院づくりに努めているところです。令和3年には病床機能見直しにより、ベッド数44床(一般病床24床、結核病床20床)に縮小しております。
当院の基本方針は
1. 天草市栖本町とその近隣地域における、かかりつけ医の機能、救急医療、急性期医療及び回復期医療を行い地域 医療に貢献する
2. 結核患者の入院治療を実施し天草圏域の結核対策に貢献する
が二本の柱であります。
一方、こ存知のように糖尿病をはじめとする生活習慣病罹患者は増加しており、・天草地域においてもその対策が急務となっています。当院では以前から糖尿病などの生活習慨病や甲状腺疾患などの内分泌疾患の診療に力を入れてまいりました。診療に携わる医療スタッフも日々研鑽を重ね技能知識の向上に努めています。この点を広く周知すべく平成30年6月に 糖尿病内科を新しく標榜いたしました。当院の三本目の柱を
 3.生活習慣病の専門医療を充実し、健康長寿のまちづくりに貢献する
とし、地域住民の健康増進に益々貢献できればと思っております。
当院は県内でも最小の規模で運営している自治体病院であり、なかなか手の行き届かない部分もこざいますが、皆様に必要とされる病院を目指して今後とも職員ー同で病院の改善に努めてまいる所存です。どうぞ皆様のこ利用をお待ちしております。


       令和3年4月

天草市立栖本病院 院長 水流添 覚