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令和6年3月15日 市長記者会見を行いました

最終更新日:


3歳未満児保育料無償化事業について

この事業は、3歳未満の児童の保育料を無償化し、子育て世帯の支援を行う事業でございます。 

本市では現在、国の制度などにより3歳以上の児童や第3子目以降の児童、また住民税非課税世帯の3歳未満の児童にかかる保育料が無償化されております。今回、これに加えまして、市の独自事業として、保護者の経済的負担を軽減し、子どもを生み育てやすい環境の充実を図ることを目的として、令和6年4月から、すべての3歳未満の児童にかかる保育料の無償化を実施いたします。 

保育料無償化の対象となるのは、本市に住民票を有し、現に居住している、市から保育の必要性の認定を受けた3歳未満の児童となります。 

認定の手続きについてでございますが、まず、「認可保育所」や「認定こども園」を利用する児童につきましては、特に手続きを行っていただく必要はなく、4月から保育料が無償となり、これまでの口座引き落としや納付書でのお支払いが不要となります。

次に、「認可外保育施設」や「企業主導型保育施設」を利用する児童につきましては、「保育の必要性の認定」を受けた児童が無償化の対象となりますので、まずは、認定申請書を市に提出していただく必要があります。 

この認定を受けた児童につきましては、月額4万2千円を上限として市が保育料の助成を行いますが、その方法としましては、一旦、ご家庭から保育施設に保育料を支払っていただき、その後、領収書等の写しを添えて市に請求していただくことで、保育料に相当する補助金を交付するという流れになります。

なお、無償化の対象となるのは保育料のみで、保育料以外の実費徴収分は除くこととしております。


入学等祝金の支給について

 入学や卒業、新成人を迎える子どもを祝福するとともに、子育て家庭の負担軽減と子どもの健やかな成長を支援するため、「入学等祝金」を支給することといたしました。

 支給の対象となる人は、11月1日を基準日として、本市に住民票を有し、対象となる子どもを養育している保護者で、対象となる子どもは、11月1日現在において、本市に住民票を有し、翌年度に小学校または中学校に入学する子ども、および当年度に中学校を卒業する子ども、また当年度中に18歳に到達する子どもとなります。

 なお、進学等の理由により、対象となる子どものみが市外に転出している場合であっても支給の対象といたします。

 また、令和5年度に中学校を卒業する現在中学3年生の子ども、および18歳に到達する子ども、また、令和6年度に小学校・中学校に入学する子どもにつきましても、令和6年5月1日を基準日として、遡って支給することとしております。 

 祝金の額につきましては、小・中学校への入学の場合は「入学祝金」として5万円、中学校卒業の場合は「卒業祝金」として5万円、18歳到達の場合は「新成人祝金」として10万円を支給いたします。

 また、支給方法につきましては、地域通貨「天草のさりー」での支給となります。

 なお、この入学等祝金につきましては、対象となる子どもの保護者に対し、市から通知を行い、保護者からの申請に基づき支給することとしております。

 本年5月1日を基準日とする入学等祝金につきましては、申請の受付を6月から開始し、7月からクーポンの支給を開始する予定としております。

 また、11月1日を基準日とする入学等祝金につきましては、申請の受付を12月から開始し、令和7年1月からクーポンの支給を開始する予定としております。


帯状疱疹予防接種費用の助成について

「帯状疱疹」とは、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気で、神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが帯状に生じます。50歳代から発症率が高くなり、80歳までに3人に1人が発症すると言われており、高齢者が発症した場合には重症化することが多く、重症化すると強い痛みが長期間続くこともあります。

この帯状疱疹の罹患者が全国的に増加傾向にあることから、本市におきましては、予防接種による発症および重症化の予防と、経済的な負担の軽減を図ることを目的として、予防接種費用に対する助成を行うことといたしました。 

国のガイドラインにおいて、任意予防接種として認められているワクチンは、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類となっており、予防接種の接種回数は、生ワクチンで1回、不活化ワクチンで2回となっております。 

助成は令和6年4月1日以降の接種分から実施し、本市に住民票を有する満50歳以上の方が、天草地域の指定医療機関で接種された場合に、生ワクチンで4,500円を1回、不活化ワクチンで1万円を2回、いずれかのワクチンを接種された場合に助成します。

助成の方法としましては、接種を希望される方が、直接、指定医療機関へ予約していただき、接種後に助成額を差し引いた接種費用を支払っていただくことになります。 

 今後、市ホームページや市政だより天草、各指定医療機関などにおいて、周知を図ってまいります。


令和5年度地域通貨プレミアムポイント付与事業について

 地域通貨「天草のさりー」は、3月25日(月曜日)からチャージ機の運用を開始し、マイナンバーカードでの決済やチャージも可能となり、普段使いとして利用できるようになります。 

チャージ方法は、市内に設置する20カ所のチャージ機により、マイナンバーカードまたはスマートフォンでチャージすることができます。 

この事業は、地域通貨「天草のさりー」の利用者の増加により、市内消費を喚起し、地域内経済を好循環につなげ、活性化を図ることを目的として、国の「重点支援地方創生臨時交付金」を活用して、「天草のさりー」への金額チャージに対し、プレミアムポイントを付与するものでございます。 

ポイント付与率はチャージ額の10%とし、1人当たり2千円を上限とします。 

プレミアムポイントは、チャージした際に即時に付与され、使用期限は、チャージ分は無期限、プレミアムポイント分は令和7年2月28日までとなります。 

なお、このプレミアムポイントの付与期間は、令和6年7月から2カ月間を予定しておりますが、開始にあたりましては、また市ホームページや市政だより天草などでも周知してまいります。

 本事業が市民等による地域通貨「天草のさりー」の利用の動機付けと、デジタルに慣れ親しむためのツールとなり、さらなる市の発展につながるものになるように邁進してまいります。


天草の魅力を伝える書籍の発行について

今回、市で作成し発刊する「Feel good Amakusa」(フィール・グッド・あまくさ)です。 

この本は、天草市民の皆さんを始め、多くの方々に、天草にある多様な魅力をより広く伝え、未来に引き継ぐきっかけになればと考え、制作したものでございます。 

この本には、吉本ばななさまや小山薫堂さま、日比野克彦さまなど、天草にゆかりのある33人の著名人の皆さんにエッセイを寄稿していただきました。 

また、イラストレーターの小池アミイゴさまには、実際に天草を旅して描いたスケッチをもとに、天草の日常にある魅力をイラストで紹介していただいています。 

 33人、それぞれの視点から見る天草はとても味わい深く、新たな気付きを与えてくれます。

ぜひ、多くの方々にこの本を読んで、天草市内を旅していただき、これまで知らなかった天草の魅力を発見していただければと思っております。 

この書籍は、天草市内の小・中学校や高校、図書館、その他公共施設に配置し、貸し出しを行う予定です。

また今後、天草市内の書店などでの販売も予定しております。 

販売の開始時期や場所などにつきましては、決まり次第、市ホームページでお知らせいたします。


質疑応答

「入学等祝金の支給」について

●18歳に到達する子どもへも支援するということで、天草市外に進学した子どもについても支援する理由は何かありますか?

(答)私たちがこだわっていることは、子どもが生まれてから社会に出るまでの間、しっかり子育て支援を継続的にしていきたいという目的があります。子育て支援策にはいろいろな支援がありますが、成長するうちに支援が少なくなっていきます。ですが、子どもは成長すればするほど、お金がかかってきます。また、天草はどうしても距離的なハンディがあり、進学や就職などでお金がかかります。そこをしっかりと支援し、「天草で子育てをすればしっかりサポートしてもらえる」と思っていただければと思います。(市長)

●18歳到達者への祝金は、県内の自治体ではされているのでしょうか?

(答)他ではないと思います。(市長)

「帯状疱疹予防接種費用の助成」について

●開始日は令和6年4月1日からの接種とあるが、いつまでという期限はありますか?

(答)期限は定めておりません。(市長)

「令和5年度地域通貨プレミアムポイント付与事業」について

●6万人を想定していているとのことですが、その根拠は?

(答)天草市民が5万人、市外住民を1万人と想定しています。現在、天草市民の方で「天草のさりー(スマホ決済)」を登録されているのが21,800人。今度の付与事業で5%増と見込んで24,000人。また、マイナンバーカードの交付を受けている市民が60,400人いらっしゃいますが、過去のプレミアム商品券の購入率が42.4%という実績から、マイナンバーカードを使用しての購入者を26,000人と想定し、天草市民で合計5万人と算定しています。(産業政策課長)

●現在、「天草のさりー」のアプリをダウンロードしている市外の人はいらっしゃいますか?

(答)これまでの「天草のさりー」では、給付対象が天草市民でしたので、市外の利用についてはまだありません。市外の人についてはこれからになります。(産業政策課長)

●チャージ機の運用が3月25日からに対し、プレミアムポイントが7月からというのはなぜですか?

(答)このプレミアムポイント付与事業につきましては、これから周知を行っていきますので、その周知期間が必要となります。また、7月・8月は夏休みの期間にもなり、人の動きもでますので、この期間に設定しました。(産業政策課長)

「天草の魅力を伝える書籍」の発行について

この書籍の感想をお願いします。

(答)この書籍自体が、3月13日に届きまして全部をじっくりとは読んでいませんが、原稿は事前に読ませていただいています。著者の方々が、天草をどのように感じていらっしゃるのか、どう見ていらっしゃるのか、非常に分かりやすく書いていただいています。また、エッセイだけではなく、一人ひとりのエッセイに対しての写真がそれぞれ掲載されています。これが非常に読みやすくて分かりやすいものになっています。この写真がまた素晴らしく、紙の質感も良く、天草を非常に良く表現していただいています。
この1冊を手に、天草を周って旅をしていただきながら、いろいろ発見していただくと、天草を間違いなく好きになっていただけますし、自信を持っていただけると思います。
まずは市民の皆さんへ、灯台下暗しではありませんが、天草がこれだけ素晴らしい場所であることを、この本でお伝えできればと思っています。(市長)

●何部発行されますか?

(答)2,500部です。(市長)

●市内の書店での販売ということですが、今後、市外やネットでの販売は予定されていますか?

(答)市外の書店でも、購入できるよう準備を進めているところです。市外の書店に本を置いていただくということは難しいかもしれませんが、現在、交渉中です。ただ、どこの書店でも、注文をしていただければ、購入できます。(観光振興課長)

●執筆された33人のうち、天草市出身の方は何名いらっしゃいますか?

(答)市で現在把握している範囲では、8人です。(観光振興課長)

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