12月５日（金曜日）、アーチェリー競技で数々の優勝を果たし、2023年にはナショナルチーム日本代表にも選ばれた石井佑汰（いしいゆうた）選手が、河浦小学校、河浦中学校の子どもたちに向けて講演を行いました。

　この講演は、子どもたちがトップアスリートと触れ合うことでスポーツに親しんでもらうことを目的に平成29年から開催しており、今年で９回目となります。

　『夢を見つけ、叶えるために』を題材とした講演では、石井選手のこれまでの経験をもとに、夢をどのように見つけ、叶えていくか、日々の生活で取り組んできたことを話されました。

　その後の質疑応答では、夢を見つける方法やアーチェリー競技に関する質問も活発的に行われ、「集中力を継続するにはどうすればよいか」の質問に石井選手は、「集中する時間をできるだけ短くすること」と答えるなど、子どもたちと交流を深めました。

　講演終了後は、実際にインドアアーチェリーを披露され、18メートル先の的の中心を射抜く正確さを見せていました。

　子どもたちは、集中する石井選手の姿をじっと見守った後、「パン！」と的に矢が刺さる音が響くたびに歓声を上げ、石井選手の圧巻のパフォーマンスに驚いていました。

　また、12月６日（土曜日）天草市アーチェリー協会主催で行われたアーチェリー体験教室では、石井選手が直接指導され、参加した子どもたちは、アーチェリー競技の楽しさを感じていました。