
五和支所駐車場で「御領石彫刻教室」が開催され、地域住民ら7人が参加しました。
これは、御領まちづくり振興会が毎年開催しているものです。今回は、熊本市内で仏像彫刻店を営む石﨑大徳さんを講師に迎え、5月17日から6月21日の毎週土曜日(全6回)にかけて、お地蔵さまを制作しました。
彫刻教室で使われる「御領石」は、約9万年前に起きたとされている阿蘇山大噴火の火砕流が固まってできた溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)のことで、柔らかくて加工しやすいため、昔から墓石や石垣などに使われています。
参加者は、講師の手ほどきを受けながら、お手本のお地蔵さまを参考に、熱心に彫刻を施しました。
初めて参加したという女性は、「最初は長方形だった御領石が、お地蔵さまになって感動しました。また彫刻教室に参加したいです」と話していました。