11月18日、天草市民センター大会議室において、本市主催の自伐型林業フォーラムを開催しました。 自伐型林業とは「小さな林業」とも呼ばれ、大きな作業機械を使わず、小さく崩れにくい作業道を入れ、環境にやさしい林業として注目されています。
第一部では、自伐型林業推進協会代表理事の中嶋健造さんが「地方創生と土砂災害防止のカギ『自伐型林業』」をテーマに講演し、自伐型林業により獣害対策や土砂災害の防止につながった事例などを紹介されました。
第二部では、芦北町農林水産課の曽我部亮輔さんより、自伐型林業に取り組んだ経緯や地域おこし協力隊制度を活用した町有林の整備などについて話していただき、 また、智頭ノ森ノ学ビ舎(鳥取県智頭町)の國岡将平さんから、智頭町独自の取り組み「智頭百人委員会」により、若い世代と林業関係者がそれぞれの強みをもって一緒に取り組んだ事例を紹介されました。
第三部では、会場の皆さんからの疑問や質問などに答えるパネルディスカッションを行い、出席された皆さんと林業について一緒に考える機会となりました。
質問や回答については以下のファイルをご覧ください。
自伐型林業推進協会のHP で当日のようすが公開されています。