こうして、大量生産、大量消費、大量廃棄の「一方通行型」の社会を続けてきた結果、資源が枯渇したり、廃棄物により環境が汚染されたり、食品を余らせ捨てる人と満足に食事を摂れない人とが生まれたりするなど、さまざまな問題が浮き彫りになってきました。
そこで、一方通行型、すなわち使い捨て型のライフスタイルから抜け出し、これからは「循環型」のライフスタイルへと変えていくことが求められています。
私たちにできることはなんだろう
・コンビニスイーツなどを家で食べるのに、使い捨てのプラスチックスプーンなどをもらっていませんか?
→ リサイクルできないプラスチック製品をなるべく使わないようにしましょう。
・安かったから飛びついて買ったけど、よく考えたら不要だった…などということはありませんか?
→ 本当に必要かどうか、使い続けられるかどうか、買う前によく検討しましょう。
・出先で何本もペットボトル飲料を買って飲んでいませんか?
→ 洗って繰り返し使える水筒に、家で作った飲み物を入れて持ち歩くと、環境にも家計にも優しくなります。
・洗えば資源物として排出できるものも、面倒だからとごみとして排出していませんか?
→ 資源化するとお金にもなり、めぐりめぐってあなたの生活に還元されます。
循環型社会の構築は小さな一歩から
物をすぐに捨てず、再利用やリサイクルができないか考えること、あなたが捨てたいものを欲しがっている人がいないか探すことなどは、循環型社会構築のための第一歩です。
一人ひとりの地道な行動の積み重ねで、美しい天草を守っていきましょう。