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市民と市長の意見交換会 ~こどもをまんなかにしたまちづくり編~

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市民と市長の意見交換会 ~こどもをまんなかにしたまちづくり編~

令和5年3月27日「市民と市長の意見交換会~こどもをまんなかにしたまちづくり編~」を開催しました。

この会は、市民の皆さんのご意見を市長が直接うかがい、天草の今と未来を考え、皆さんとともにより良いまちづくりにしていくための意見交換会です。


意見交換2


テーマ1:天草で子育てをしていてよかったこと

(保育所連盟 Iさん)
率直に「自然」。外遊びの場がある。キャンプができたり、海に行ったりたりすることができる。
ただ、海については、子どもと一緒に行くとトイレが一緒にある場所が少ないと感じる。
トイレはあっても「和式」だったりするので、場所が限られてしまう。

(こども食堂運営団体 Hさん)
昔の医療費は小学校までが無料だったが、今では高校生までが無料で、天草で育ててきて良かったなと感じている。

(こども食堂運営団体 Kさん)
「天草は宝の宝庫」と言われたが、若い時はそれがどういうことかが分からなかった。
帰ってきてみて、今では自然など良いところが沢山あると感じている。
子どもも「山で遊んできた。」と普通にできるのがいい。

(子育て支援団体 Fさん)
自分は夫の転勤で天草に入ってきて、天草でしか子育てをしていないが、当時は知り合いも誰もいなかった。
偶然、知り合いが、NPO法人子育てネットワーク「わ・わ・わ」さんと繋いでくれて、そこで同じような境遇の方々とも繋がれた。
一人目の子育てはやはり不安で、県外から入ってきて誰も知り合いがいなく、でも同じような境遇の方と繋がれて、助け合って子育てをしてきたのは良かったと思っている。

(子育て支援団体 Eさん)
「天草はとても子育てをしやすい地域だ」と皆さんおっしゃる。
預かり制度や支援制度だったり、児童館や支援センターが整っていたりする。医療制度も子育てをしやすいという1つだと思う。

(助産師会 Dさん)
子育て支援をしている立場から見ると、行政の対応のスピードが早いなと思う。
産後ケアの制度を利用する場合などは緊急性があることが多い。
行政と連絡を取りながら、事後の申請をお願いし軽やかに処理してもらうなど、他と比べて天草市はスピード感を持って対応してもらっていると感謝している。

(助産師会 Cさん)
産後のお母さんたちには「何か困った時(赤ちゃんを連れていけないような場合など)は、1時間150円で赤ちゃんを預かってもらえる制度もあるから」と伝えている。(NPO法人「わ・わ・わ」で一時的に預かる妊産婦日常生活支援事業)
自分の時代は、病院に行くにも赤ちゃんを預ける場所がなく、子どもを置いて泣かせたまま行ったりしたこともあったが、今は預かってもらえる場所があるというのが、今のお母さん方はいいな~と思う。

(PTA連絡協議会 Bさん)
自然が沢山あっていいな~と思う。子ども医療費だったり児童手当だったり、子どもたちに係る支援が頂けることがいい。
人の魅力も凄く、誰かが困っていると誰かを紹介してくれることが有難い。
また、アレルギーをもつ子どもさんに対して、子どもさんと学校の先生が直接面談をして、当事者の不安などを直接伝えられる場があることが、凄く良いなと思った。

(PTA連絡協議会 Aさん)
仕事をしながら子育てをすることに理解をしてもらえなかったこともあったが、地域の人にサポートしてもらえたことが“天草はいいな”と感じた。
地域の輪が、一番天草は凄いなと感じている。

(保育所連盟 Gさん)
私は小さい時から天草が好きで、将来大人になっても、外に出たとしても絶対に帰ってこようと思っていた。
帰ってきて「五感を感じる」ということに関しては全てが高いレベルで、子どもたちにとっては凄く良い環境だと思っている。
【馬場市長】
市の対応についてもご意見くださり、ありがとうございます。
市長になる前は皆さんと同じ立場でしたが、市長になってから職員の対応も見え、これからもしっかり頑張ってくれると思います。

テーマ2:天草での子育てで困っていること 

テーマ3:あったらいいと思う子育てサービスやよりよい子育て環境づくりのアイデア

(こども食堂運営団体 Hさん)

昔は祖父母が近くにいたので頼れる人がいた。

でも、転勤族や核家族が増えて頼れるところがなくなってきている。

“困ったら居られる場所”を増やしていくことが、子育てをしやすいまちづくりになるのではないかと思う。


(子育て支援団体 Fさん)

前住んでいた地区には、歩いて行けるところに公園があったが、今住んでいる家の近くには、歩いて行ける範囲に公園がない。

地域差があるなと感じているところ。

コミュニティについては、近所の人とは顔見知りにはなるが、それ以上に親しくなるには(輪の中に入っていくには)どうしたらいいんだろう?と感じている。


(子育て支援団体 Eさん)

お母さん方が困っていることは「知識不足」である。

育児の知識を学ぶ機会がない、経験する場がない。

育児を初めて経験する方々が集まって、学びながらお互いに初めてのことを知り合うことが一番であるが、今はコロナ禍で、そういった同じ時期の方々と知り合うことが困難な状況である。
また父親からの意見も上がってきていて“父親の学ぶ場が無さすぎる”と言われる。
母親のためには学ぶ機会があるが、父親が、父親として、親として育つ場が不足している。
「子育ち」「親育ち」の支援の場が必要ではないかと思っている。

【馬場市長】           
今は男女平等の社会で、男性にも育児休業取得を推進していく中で、女性と同じように「学びの場」を作っていくことは重要なことだと思います。

(子育て支援団体 Fさん)
育休を取れる旦那さんの割合も上がってきているなと実感する。
これから一緒に子育てをしていくんだという、新しい波がきているなと感じる。
父親の育休取得も増えてはきているけど、休みを取らせてくれる会社などでも“育休を取ることでどういうメリットがあるか”など、職場内でも共有してもらえると凄くうれしい。育休中は何もせず休むわけではなく、一緒に育児をし、学んでいることを理解してほしい。


【馬場市長】 

育児休業は職場できちんと考えていかないと浸透していかないと思います。
国でも、基本的には“育休なども活用し、男性も育児に参加しよう”という流れにあります。これも、企業側も、行政側の啓発も含め、しっかりやっていきたいと思っています。

(こども食堂運営団体 Hさん)
共働き世帯が増えている中で、パパの応援というのは、ママにとっても精神的にもストレスが減ってくると思う。今はオンライン化なので、一カ所に集めたら恥ずかしいけれど、オンラインで学びが随時見られるという形で「両親学級」みたいな、硬くないネーミングで、ネットで配信して、その場に行かなくても見られるというようなものも利用の1つではないかなと思う。

【馬場市長】
何をするにも、それをどうやって発信するか?これが大事だと思っています。
もちろん、市のホームページでも充実させていかなければと思っています。
また、保護者の皆さんには、市が運営するスマートフォンアプリの「ココてらす」(子育て支援アプリ)や「天草のさりー」(電子宝島商品券アプリ)にも、子どもさんや保護者の情報を登録して頂くようお願いしていますので、そのアプリからプッシュ型として情報を発信していけば、いろいろな団体がやっていることも伝わっていくのかなと思います。

(こども食堂運営団体 Hさん)
情報発信の方法として、LINEだけに頼ると、LINEを使っていない人たちが社会から外れてしまうのではないかと懸念する。
LINEを使っていない家庭でも情報が得やすいように、保育園等と連携して、市から保育園に「今月の情報」といったチラシなどで、自分たちや各団体の活動内容などを渡してもらえるような仕組みができるといいなと思う。

(保育所連盟 Iさん)
行ってワクワクするような「子どもの国」みたいなものが無くなっている。
“お弁当を持っていけば1日遊べる”ような場所がない。子どもが集える場所があると自然と親も引っ張られていくので、そこで情報提供したり、親どうしも繋がりやすくなったりすると思う。

(こども食堂運営団体 Hさん)
雨が降ったら遊ぶところが無いし、行けるところが無いので、ゲームセンターやその辺に連れていくのが現状。

(助産師会 Dさん)
天草のヒノキをうまく利用できないかとずっと思っていた。木のおもちゃは安心で、想像力をはたらかせられる。
そういうものを、今ある施設で、子どもたちのために使うところがあると、雨問題も解決するし人も集まるし、天草の業者も潤うと思う。
木のおもちゃを使った何かができないかなと思う。

(こども食堂運営団体 Hさん)
医療費の支援では市に頑張ってもらっているが、教育のところで「準備金」というものがどうにかならないのかと思っている。
制服、ランドセルといった入学時に必要となるものなどに支援策があるといいなと思う。

【馬場市長】
資金の部分、お金の部分が問題ということですよね。
給食費を無償化して欲しいという話もありますが、これは今国で検討されているところです。
まだどうなるかはまだ分かりませんが、天草市としては、コストが下がるわけではないのですが、保護者の負担は下がってくると思いますね。
子どもたちを天草で育ててもらう、そしてまた、子どもをこの天草で育てたいと思ってもらうような場所を創っていくため、これからしっかりと、子育て支援策を打っていきたいと考えています。
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