6月15日、栖本町の打田地区公民館において、食中毒予防をテーマとした高齢者学級が開催され、15人が参加しました。
まず、天草中央保健福祉センターの職員が、細菌性食中毒予防の3原則として「つけない・増やさない・やっつける」を念頭に、菌が増える隙を与えないことが食中毒防止につながると説明。その後、細菌には水に弱いもの、熱に弱いものがある一方、ノロウイルスなどアルコールが効かないものもあり、種類によって対処法が異なるという話を聞いた参加者は、菌の種類などが載っている資料に目を通し、うなずいていました。
続いて、本渡看護専門学校3年生の生徒3人が講師として登場し、手のイラストを用いて手洗い方法を説明。「手を洗う時間は30秒。きらきら星が目安となります」と、時間を図りながら行う手洗いに「長かね~」との声がこぼれていました。
食中毒が増える時期を前に、その予防に対する意識を高めることにつながる有意義な講座となりました。
|
|
|
食中毒予防の3原則 「つけない・増やさない・やっつける」 | 本渡看護専門学校の3年生が 手の洗い方を説明 | 実際に洗ってみましょう! |