6月28日、宮田地区コミュニティセンターで、令和5年度「第1回宮田地区かたらんかなん」が開催されました。
この催しは、宮田地区振興会が開催したもので、講師に本渡歴史民俗資料館の歳川喜三生さんを招き、地元住民など30人が参加しました。
堀川地区振興会長が「めずらしい話もあるかと思う。楽しんで聞いてほしい。また、今後、宮田の歴史を1冊の本にまとめたいと考えているのでご協力をお願いしたい」とあいさつ。その後、約2時間にわたり『「宮田の歴史」~宮田の昔話~』を演目とした講演が行われました。
歳川さんは「宮田は深く幅が広い」との表現で、古墳時代に天草の中心地・国造(※地方の国を統治した地方官)が宮田にあったとの説があることや、才津原地区の役行者(※修験道・山伏の開祖)像についての話、宮田で黒砂糖を製造し出荷していた話など、多くの話をされました。
最後に、振興会から「宮田の歴史を子や孫へ伝えていきたい。今日はありがとうございました」とお礼の言葉を述べられました。
参加者は、講演を楽しみながら、最後まで真剣に耳を傾けていました。