6月28日、栖本小学校4年生の教室において、5月12日に子ども民生委員の委嘱を受けた児童7人と、栖本地域の民生委員や主任児童委員などが交流を行いました。
元気な声で「よろしくお願いします」のあいさつのあと、2グループに分かれ、子どもたちがさまざまな質問を委員に投げかけました。
「民生委員をしていて、つらいことはありませんか」との問いには、「最初は心配なことが多かったけど、今ではいろいろな人と知り合うことができて楽しい。つらいと思ったことはありません」と笑顔でやさしく回答。
このほかにも、認知症のことや、民生委員の活動内容などを次々に質問し、「時間が来ました」という先生の声に「あと10分欲しい!」と積極的な姿勢を見せていました。
その後、”自分たちにできること”を考え、「施設などに行き、折り紙や昔の遊びをしたり、手紙を書いて渡したりしたい」と発表しました。
最後に、民生委員・主任児童委員から「難しく考えず、大きな声であいさつをするなど信条にもあることからやってみてください」「みなさんの一生懸命な姿に元気をもらった。大変だと思っていたことも、やりがいや喜びを感じられるようになりますよ」などと声が掛けられると、子どもたちはさらにやる気が出てきたようで、ランドセルなどにつけている”認知症の人を応援します”という意思を示すオレンジリングをさっと外して腕につけ、はじける笑顔で集合写真に写っていました。