7月7日、五和中学校の保護者を対象に「みんなが暮らしやすい社会をめざして~メディア(スマホ等)との付き合い方~」と題した講演会が開かれ、約50人が参加しました。
この講演会は、人権教育の視点を基に、中学生のスマホとの付き合い方について保護者に学んでもらうことを目的として五和中学校PTAと五和地区公民館が実施したものです。
市生涯学習課社会教育指導員の石井省介さんが講師を務めました。
まず、“お子様のスマホ使用のセルフチェック”からスタート。「起きてまずすることは、スマホチェックだ」、「お風呂にもスマホを持っていく」など8項目のうち4項目該当すると依存度が高いとのこと。
また、スマホとの接触時間が長い小中高校生ほど就寝時間が遅いという文部科学省のアンケート結果等を基に、生活リズムなどに及ぼす影響についても説明がありました。
スマホを安全に使っていくためには、「便利なものには危険な要素があることを学び、表現力・コミュニケーション力・想像力を身につけることが大事」と講師。
ときに笑いを交えたわかりやすい講師の話に、保護者はうなずきながら熱心にメモを取っていました。
講師は最後に、「子どもたちにスマホを持つなと言っても無理なので、今日学ばれたことを参考にもう一度ご家族でルールなどを話し合ってください。今日の話が仲良く暮らしていけるヒントになれば幸いです」と締めくくりました。
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講師の説明を聴く保護者 | 楽しくてわかりやすい講演でした | しっかりとメモを取ります |