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市民と市長の意見交換会 ~御所浦地域まちづくり編~

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市民と市長の意見交換会 ~御所浦地域まちづくり編~

令和5年5月25日(木曜日)「市民と市長の意見交換会 ~御所浦地域まちづくり編~」を開催ました。

 この会は、市民の皆さんのご意見を市長が直接うかがい、天草の今と未来を考え、皆さんとともにより良いまちづくりを推進していくための意見交換会です。 ※内容の一部を抜粋して掲載します。

 

出席者:御所浦まちづくり協議会、御所浦せんばいなか など計18名(A~R)の皆さん

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1 市長より説明

・第3次天草市総合計画(令和5年3月改定)について

・御所浦恐竜の島博物館(令和6年3月開館予定)の建設に係る取り組み状況について

 

2 御所浦まちづくり協議会から説明

・御所浦まちづくり協議会の取り組みについて


3 御所浦せんばいなかから説明

・「御所浦せんばいなか」の取り組みについて


4 意見交換

(まちづくり協議会 Cさん)

本渡(本渡港周辺環境整備推進事業)・御所浦(御所浦恐竜の島博物館)・五和(五和イルカウォッチング)の3地域協力して観光文化振興に取り組むべき。御所浦町一極の考えではなく、他の地域と連帯すべき。

 

【馬場市長】

お話のとおり、この天草を回っていく仕掛けを作っていかなければならないと思っています。島である御所浦町は、四方を海に囲まれており、どこからでも入って来ることができます。そしてこの御所浦に半日、1日と、どうやって滞在してもらうか、楽しんでもらうかも考えていかなくてはならないと思います。天草は2~3日で回れるような場所ではありませんので、何度も訪れてもらえるような場所にしたいと考えています。

 

(御所浦せんばいなか Nさん)

ごみ問題があるので、御所浦町で一体化して何かしていかなくてはいけない。事業をする時だけ掃除をするのではなく、定期的に町全体でやってほしい。

 

(まちづくり協議会 Aさん)

まちづくり協議会としても、ごみ問題については関心を持っている。まち協だけでどうにかできるものではないので、関係機関とできることから1つずつやっていきたい。また、各地区振興会会長と、それぞれの振興会が、各地域を、お客を引っ張るような魅力ある場所にしなければならないと話している。

 

(せんばいなか Mさん)

博物館が県内最大級とはいえ、博物館に長時間は滞在できないので、町内を周遊させるルートが必要だと考える。今、博物館を中心とした4つのルートを考えているところ。

 

【馬場市長】

天草にずっといると、なかなか気付かないものがあります。例えば、外国の方々に御所浦に来てもらい、どういうところを回りたいかなど、一緒に歩いたり自転車で回ったりして、掘り起しが必要だと思います。ルート作りもぜひ、お願いしたいと思っています。


(まちづくり協議会 Cさん)

飲食業の活動による、継続的に自立した振興会を目指したいので、既存の施設(御所浦老人憩の家)の借り受けをお願いしたい。

 

【馬場市長】

公共施設につきましては、公共施設の再配置計画を立てています。「御所浦老人憩の家」は来年度で廃止し、まずは地域を優先に無償譲渡を考えています。地域での活用が難しいようであれば、次に民間への有償売却を検討しています。

 

(まちづくり協議会 Gさん)

御所浦へは、車ごとフェリーで来られる人もいると思う。どうしても車で来たいという人を、対岸の棚底港でどのように対応するのか。来られた場合、現在の駐車スペースではとても対応できない。また、来島者への食事の場所やお土産などの販売促進をどうするか。

 

【馬場市長】

来島者の交通アクセスについては、できれば車ではなく人だけで来てほしいのですが、“車は絶対にダメ”とは言えません。それなりの台数の駐車場の確保は必要だと思っていますので、引き続き検討していきます。

また、食事場所や土産品については、商売として、働く場所としてもしっかりと作っていかなくてはならないと思っていますので、ここは皆さんのお知恵で頑張っていただきたいと思います。ただ、スタートアップとしては、行政としてもしっかり協力していきたいと考えています。

 

(まちづくり協議会 Gさん)

観光面において、横浦島をどのように考えられているか。島1周5.3kmほどだが、自転車で回ってもらうとすると、その自転車をどうするのか。子どもたちが1日居ても遊べるような環境を、御所浦に合った環境を作って欲しい。横浦島でも、若い人たちがグループを作って、観光スポットの整備に取り組んでくれている。

 

【馬場市長】

横浦島についても「どこを見せるのか」、観光スポットを作るため、モニターツアーや、市に韓国から来ている職員、ALTの先生たちなどにも協力していただき、一緒に検討できればと思います。また、御所浦の中での「足」となる自転車については、行政もできることはしっかり準備していき、地元の運営ができるような仕組みを考えたいと思います。

 

(まちづくり協議会 Lさん)

「せんばいなか」で土産物の開発をしているが、開館まで1年を切っているので時間がない。15年くらい前に作った「御所浦島フード」をブラッシュアップして土産物を確保したいと考えている。

また、新たな土産物も、並行しながら準備を進めていて、現在、試作品を製作中。ただ、それを売るにしても、そのまま袋に入れて売るだけでは値段も上げられない。缶に入って千円とか、数をたくさん入れて値段を上げるとかしないと、安い値段では今後が続かない。

【馬場市長】

お土産物については、自分たちだけで作ろうと思っても難しいと思います。天草の中でも、木工製品やお菓子の業者さんなどたくさんいらっしゃいますので、ぜひ声を掛けていただき、皆さんで一緒になって作っていって頂きたいと思います。

また、恐竜グッズなどの博物館に関する土産物については、博物館の中にショップを作り、ぜひ、博物館の中で売っていただきたいと思います。

 

(せんばいなか Jさん)

博物館の中には、飲食できるスペースはあるのか?

 

【恐竜の島博物館推進室長】

展示フロアにはありませんが、3階のコミュニティセンター内にはあります。

 

(まちづくり協議会 Jさん)

その中には、レストランのような、食事ができるところもあるのか?

 

(まちづくり協議会 Kさん)

お客さんが御所浦に来られた時、お昼が食べられないとなるとリピーターはいなくなる。そこが一番、頭が痛いところ。食堂や宿泊などの営業は高齢者が多く、数多くはできないというのが実情。

 

【馬場市長】

博物館の3階で軽食程度はできるよう計画していますが、この建物は「博物館」として建設しますので、レストランなどのような場所はありません。飲食も必要ではありますが、レストランが建物(博物館)の中に必ずなくてはならないということではないので、周辺で販売して食べていただくか、キッチンカーを使うなど、いろいろと方法はあると思うので、検討していただきたいと思います。

 

(まちづくり協議会 Aさん)

宿泊や飲食については、まちづくり協議会でも検討してきたが、そういった業者が委員にもいないので、商売をしている方たちが中心となってやっていただきたい。

 

(まちづくり協議会 Dさん)

レンタサイクルなども商売の部分になるし、「せんばいなか」でどうにかして、お昼ご飯なども提供していきたいと考えている。場所は何カ所か聞いているので、業者を募ってスタートができればと思っている。レンタルサイクルも、50台を目標として置ければいいなと思っているところ。

 

(せんばいなか Mさん)

来島者に対し、明らかに宿泊の収容人数と部屋数が不足しているという中で、御所浦の事業形態が高齢者で、1人や夫婦2人など、後継者がいない。新規就労や事業拡大がなかなか困難である。施設改修の補助金などがあるということを、十分に周知して頂きたい。現段階では、収容人数を増やすということは困難であるが、お客さんの満足度を上げるために改修をしたい。特にトイレやお風呂を。施設を充実させてほしい。

 

【馬場市長】

本日は本当に、ありがとうございました。これからが本番だと思いますので、私もできる限り御所浦にも足を運び、皆さんと話をさせて頂きたいと思います。この御所浦から、天草を盛り上げていく、そういう気概で皆さんと一緒に頑張っていければと思いますので、宜しくお願いいたします。


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