Q・狂犬病って、どんな病気ですか?
A・狂犬病は、人をはじめすべてのほ乳類に感染し、発症するとほぼ100%死亡する恐ろしい感染症です。この病気は主に、狂犬病にかかった犬にかまれたときに、唾液中に含まれるウイルスによって感染。ウイルスは傷口近くの神経から脳へ侵入し、発熱や頭痛、倦怠感、興奮、けいれんなどの症状を起こした後、最終的には死に至らしめます。
わが国では昭和31(1956)年を最後に、犬の狂犬病の発症報告はありませんが、一部の地域を除いて世界中の国々で発生しており、毎年約5万人の死者を出しています。
このような恐ろしい狂犬病の発症予防と流行防止のため、狂犬病予防法で「犬の登録」と「狂犬病予防注射」が義務付けられています。
Q・犬の登録をしたいのですが…
A・犬の登録は、所有した日(生後90日以上の犬を取得した場合は、生後90日を経過した日)から30日以内に、本庁・市民環境課または牛深支所・市民生活課、その他の支所担当課で手続きを行ってください。
なお、犬の登録をしなかった場合は、20万円以下の罰金となります。
Q・犬の登録料はいくらですか?
A・3,000円です。
Q・鑑札は着けさせなければならないのですか?
A・犬の登録手続きの際にお渡しする「鑑札」は、必ず装着させなければなりません。鑑札は犬の身元証明になるものです。迷子犬となって保護された場合に、すぐに飼い主に連絡することができます。鑑札を着けていないと、犬が保護されたときに所有者がわからず、処分されてしまう可能性があります。
なお、鑑札を着けていない場合は、20万円以下の罰金となります。
Q・狂犬病の予防接種を受けたいのですが…
A・狂犬病の予防注射は、毎年4、5月に市が実施する集合注射か、最寄りの獣医科医院でうけてください。なお、この予防注射は毎年1回、必ず受けさせなければなりません。
Q・狂犬病予防注射済票は、着けさせなければならないのですか?
A・狂犬病予防注射を受けた後に交付する「注射済票」は、必ず装着させなければなりません。装着させていない場合は、20万円以下の罰金となります。
Q・野犬を捕まえたいのですが、どうしたらよいでしょうか?
A・天草保健所または市役所本庁・市民環境課、牛深支所・市民生活課、その他の支所担当課へご連絡ください。
Q・放し飼いをしている人がいますが直接注意できません。どうしたらよいでしょうか?
A・天草保健所または市役所本庁・市民環境課、牛深支所・市民生活課、その他の支所担当課へご連絡ください。市や県から直接指導を行います。
【問い合わせ先】
天草保健所 TEL0969-23-0172
本庁・市民環境課(直通) TEL0969-32-7861
牛深支所・市民生活課 TEL0969-73-2109
有明支所・まちづくり推進課 TEL0969-53-1111
御所浦支所・まちづくり推進課 TEL0969-67-2111
倉岳支所・まちづくり推進課 TEL0969-64-3111
栖本支所・まちづくり推進課 TEL0969-66-3111
新和支所・まちづくり推進課 TEL0969-46-2111
五和支所・まちづくり推進課 TEL0969-32-1111
天草支所・まちづくり推進課 TEL0969-42-1111
河浦支所・まちづくり推進課 TEL0969-76-1111