9月24日、有明町下津浦地区で有明まちづくり協議会主催のフットパスイベントが行われました。
「フットパス」はイギリスが発祥で、森林や田園地帯、古い町並みなど、昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くことができる小道のことです。同協議会ではフットパスによるまちの魅力づくりに平成28年から取り組んでおり、町内7つの地区に11のコースがあります。
昨年度から有明小学校の地域貢献活動として小学生ガイドの養成に取り組み、今回も有志の児童7人が約1ヶ月をかけて準備をし、案内に挑戦しました。
下津浦地区は有明町の西に位置し、地名の「津」は港、「浦」は入り江を指すと考えられ、多くは干拓によってできた土地です。稲作やみかんの栽培が盛んで、コース内で最も高い場所のみかん畑からは、のどかな田園風景を見渡すことができます。
下津浦コースの見どころは、30年ほど前から地域住民の手によって下津浦川沿いのおよそ1kmに渡って彼岸花が植栽された”彼岸花ロード”。今年は酷暑の影響か、例年よりもまばらな開花となりましたが、参加者は赤い絨毯のように咲く花を写真に収めるなどしていました。
途中には下津浦地区振興会によるおもてなしも準備され、ほくほくに焼きあがった焼き芋でおなかを満たしながら、約6kmを3時間かけてゆっくりと歩きました。
小学生ガイドを務めた6年生の岩永礼葉(あやは)さんは、「地域のいいところを伝えられるように、大きな声で話せるように練習しました」と感想を話しました。
次回の有明フットパスは、12月に大浦地区を予定しています。
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気持ちのいい秋空 | 有明小ガイド | ガイドの説明を聞く参加者 |
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みかん山からの見晴らしは最高! | おもてなしの焼き芋をどうぞ | 小学生ガイドのみなさん お疲れさまでした! |