10月11日、天草小学校2年生から6年生までの児童30人を対象に、福連木子守唄保存会による講話がありました。この講話は、音楽の授業の一環として令和3年から毎年行われているものです。
初めに福連木子守唄保存会の瀧本会長から、同会の成り立ちや活動状況などについて説明がありました。次に同会の小栗さんから、福連木の子守唄の歴史について「福連木の子守唄は江戸時代末期から唄われ始めて子守のために作られた唄である。記録によると6歳から子守に出されたとあり、家族などを通して代々歌い継がれてきた唄である」など話がありました。同会の古賀さんは、福連木の子守唄の歌詞や踊りの意味について「福連木の子守唄は、他の子守唄の中でも類をみない唄であるので、後世に伝えていくことが大切である。親や家族を想う気持ちを忘れずに、これからも唄ってください」と話しました。
児童からは「子守奉公先までは、どうやって行ったのですか」「当時は履物は何をはいていましたか」「どんな部屋に住んでいましたか」「当時の食事どうしていたんですか」などたくさんの質問がありました。児童代表は「これからは、子守の娘たちのことを想いながら唄います」とお礼の言葉を述べました。
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瀧本代表による保存会の歴史説明 | 福連木の子守唄の歴史説明 | 子守唄の踊りの意味を説明 |
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児童たちの子守唄合唱 | 全員で記念写真 | 児童代表からの感想とお礼の言葉 |