10月22日、新和町大宮地地区で「大宮地八幡宮大祭」が開催されました。この催しは、例年10月の第3日曜日に行われていますが、ここ3年はコロナ禍のため神事のみの開催でした。今回は「大宮地天満宮」で神事を行った後、太鼓や笛、毛槍と3基のみこしなどからなる神幸行列で大宮地八幡宮までをねり歩きました。
大宮地八幡宮への宮入りの際には「鳥毛振り」と呼ばれる人たちによる宮入りの踊りが披露。4年ぶりということもあり、緊張した中でも見事に踊りきり、参列者からは拍手喝采が起こりました。時には踊り間違いもあり、祭りの役員から「やり直し」を指南されるほど熱が入っていました。
その後、再び神事が行われたあとは、呼び物の獅子舞の奉納が行われました。獅子舞は長寿と無病息災、五穀豊穣を祈願して大正時代に始まったとされ、現在まで地元の若者によって受け継がれています。大宮地の獅子には、頭を噛まれると邪気を払ってくれ、ご利益がもたらされるとの言い伝えがあります。この日も、子どもの頭をかむ場面があり、迫力ある獅子にかまれた子どもたちは大泣きしていましたが、獅子舞のご利益で健康に過ごせると良いですね。
最後に4年ぶりの開催を祝して餅投げが行われました。