11月26日、有明町大浦地区振興会が主催する老岳登山イベントが行われ、参加者とスタッフ24人がおよそ3時間かけて、標高586mの老岳山頂まで歩きました。
大浦地区では、以前同地区にあった小学校で遠足に老岳山頂まで歩いて登っていたことから、登山道の保全と自然豊かな風景を広く知ってもらうとともに、参加者の健康増進に寄与することを目的に企画されました。
午前8時、ひんやりと澄んだ朝の空気のなか大浦地区コミュニティセンターを出発。
正面に見える一番高い山を目指します。
途中、「ビクン石」に立ち寄り、むかし大きな石と小さな石がどちらが遠くに飛べるかを競い、遠くに飛んだ小さな石は老岳の山頂で祭られ、途中で落ちた大きな石は「ビクン石」と呼ばれるようになったという民話が話されました。
急な勾配や倒れた木をまたいだりする場面もありながら、参加者同士の会話や自然を楽しみながら歩きを進めていました。
約3時間後、無事に参加者の皆さんが山頂に到着すると、お弁当と振興会手作りの温かいぜんざいが振る舞われ、山頂の絶景を楽しみながら心と体を温めていました。
参加者の皆さん、お疲れさまでした!