同会場で「栖本マルシェ」を開催している栖本マルシェ実行委員会との共催により開催。

　同マルシェの参加店舗はもとより、町内グループの有志出店により19ブースが並び、揚げたての魚の唐揚げや、海老あられ、さつまいもチップス、あつあつスジ煮込み、だご汁などをはじめ、バラエティー豊かなメニューが提供されました。また、雑貨も並び、来場者は複数のブースをめぐり、さまざまな商品を買い求めていました。

　手づくり雑貨を販売する渡辺さんは、商品のほかに松ぼっくりと手づくりの小さな丸い布製のボールを準備し、子どもたちに「飾り付けてみてね」と呼びかけ、「かわいいね！」と喜ぶ子どもたちを見て、「子どもがよろこんでくれるのが、うれしかよね」と笑顔に。

　午前11時に営業を開始したマルシェは、お昼過ぎには完売するブースも続出し、終了予定時刻を30分繰り上げるほどの盛況ぶり。「来年は、今年の倍準備する！」と意気込む声も聞かれました。

　このほか、来年３月に御所浦町にオープンを予定している御所浦恐竜の島博物館のＰＲとして、天草市恐竜の島博物館推進室のワークショップや化石展示が行われ、子どもたちは持ち込まれた化石を興味深く眺めたり、化石のレプリカ体験でいくつものレプリカづくりに挑戦していました。

　同日開催された天草市社会福祉協議会栖本支所の主催の「赤い羽根 歳末たすけあいチャリティー ～共に生きる豊かな地域社会づくり～」。

　今回は、栖本小中学校の学習発表会も兼ねたステージとなり、子どもたちが披露するプログラムも盛りだくさんでした。

　まずは、和貴保育園のすみれ組の園児の演目でスタート。午前に栖本小学校の発表、その後、一般の発表を経て、午後に栖本中学校の発表となりました。全13演目の大トリは、栖本町青年団や地域の人に協力してもらって練習した、栖本中学校２・３年生による「栖本太鼓踊り」。しっかりとした笛の音から始まり、若々しく力強い太鼓踊りで会場を沸かせました。

　どの出演者にも観客からあたたかな拍手が送られていました。

　ステージ開式前、栖本地区振興会・環境部会の事業として実施した環境啓発看板の更新に伴い、栖本小中学校が看板デザインに協力。それに対し、同部会の川原部会長から感謝状が贈られました。

　なお、実際の看板は、すでに町内の12カ所に設置されていますが、次のとおり栖本温泉センター 河童ロマン館内にデザインと作者を写真などで紹介しています。

■ところ＝栖本温泉センター 河童ロマン館

■時　間＝午前10時～午後８時　※河童ロマン館営業時間

■休館日＝第２・４火曜日

■期　間＝令和６年１月13日（土曜日）まで

■料　金＝当展示をご覧いただく場合、入館無料。フロントに声を掛けて入館ください。

　　　　　※入浴する場合は料金が必要です。

　当会場は、栖本温泉センター 河童ロマン館に隣接していますので、温泉や、食堂での食事とあわせて、イルミネーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。