11月2日、栖本中学校3年生11人が天草の歴史を学ぶため、世界文化遺産登録5周年を迎えた「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つである「天草の﨑津集落」などを訪れました。
同じ天草市内でありながら、自身での移動が難しい中学生にとっては、﨑津集落は足を運ぶ機会が少ない場所でもあり、初めて集落を訪れる生徒も。
当日は、観光ボランティアガイドとして活躍している河浦中学校の生徒7人が集落内を案内。﨑津諏訪神社では、栖本・河浦両校の生徒が集合写真を撮り、この学びの記念にもなったようす。
その後、天草ロザリオ館でスタッフの案内を受けながら、映像や実物の高札をはじめとする遺物、隠れ部屋のジオラマなどを見るなどして、キリシタン文化やその歴史への知識を深めました。
事前学習では分からなかったことや詳細を知り、天草の歴史の奥深さに気づかさた学習となりました。さらに、河浦中学校の生徒が有志で地元の歴史を学び、訪れる観光客などに対して行うガイドを実際に体験したことで、同じ中学生として刺激を受け、今後の学校生活に役立つ学びとなりました。