天草市トップへ
文字サイズ変更 拡大標準
背景色変更 青黒白
何をお探しですか?

市民と市長の意見交換会 ~こどもをまんなかにしたまちづくり編その2~

最終更新日:
 

市民と市長の意見交換会 ~こどもをまんなかにしたまちづくり編その2~

令和5年8月21日(月曜日)「市民と市長の意見交換会 ~こどもをまんなかにしたまちづくり編その2~」を開催しました。

この会は、市民の皆さんのご意見を市長が直接うかがい、天草の今と未来を考え、皆さんとともにより良いまちづくりを推進していくための意見交換会です。
※内容の一部を抜粋して掲載します。

出席者:中学校PTA関係12名(A~L)の皆さん

  • こどもをまんなかにしたまちづくり2


1 市長より説明

・こどもをまんなかにしたまちづくりについて


2 意見交換1「学校教育におけるICTの活用について」

【テーマ1:天草で子育てをしていてよかったこと思うこと】


(Aさん)
子どもが4人いるので、医療費無料はすごく助かる。また、高額なワクチンの補助があったり検診の補助があったりということで、すごく助かっている。


(Bさん)
先ほど言われた医療費など、いろいろなことを市がしてくれているから、周りに市への要望や不満な点について尋ねてもパッとは出てこなかった。この場で皆さんの話を聞いて、学校に持ち帰って、またいろいろと考えようと思っている。


(Cさん)
自分も、他の保護者に尋ねたがすぐには出てこなかった。自分としては何か、地域性が欲しいなと思っている。例えば、先ほど言われたCGを学ぶ学科や大学など、何か特化した学校ができると、天草という南国風なところで学べる環境はいいと思う。天草特有ということで、高校だと「船」とか地域に特化した学校、もしくは市長が先ほどあいさつの中で言われた“学びから出口までつながる、最終的に経済につながる”ような一連の流れができればもっと良いと思う。先日、長男が広島にある船の学校に学びに行ったが、そこは天草よりも田舎だった。でもそこには学べる環境があり、そのあとには、そこで学んだ子やその地域にとっても出口がある。(学んだ子どもがそのままその地域に就職するなどの効果)そのような島国としての環境があったらいいのにと思う。 


(Dさん)
行政のサービスが当たり前で“何が良いのか”を感じにくいが、児童手当や医療費の無償は非常に役に立っている。私もPTAの役員に聞いてみたが、パッと出てこなかった。
要望ではないが、子どもがCGなどの分野が大好きで、もう少し早く天草工業高校の情報技術科にCGを学べるカリキュラムの創設がされたらよかったのにと思った。あと、eスポーツが流行っているらしいので、eスポーツクラブがあるとうれしい。そのためは、通信環境のインフラが大事。栖本に工場があるが、光回線が通っておらずISDN回線なので、そういう整備も必要だと思う。


【馬場市長】
光回線については、今年度中に開通するよう進めているところです。


(Fさん)
どの地域も少子高齢化で生徒が少なくなってきているが、その分、先生との距離が近く、一人ひとりに先生の目が行き届いているところが良いと思う。


(Gさん)
自分自身が生まれも育ちも天草で、子育て自体同じ天草でしてきたので、よその地域のことがまず分からないというのが前提にあるが、良いことにはなかなか気づかないものだと思う。しかし、地域のお年寄りの方々が子どもたちの話をされる際、「子どもの数が減って寂しい」と一番に言われるが、逆をいえば、地域で子どもを可愛がってもらっているからだと。振り返ると、自分も地域の方々に子どもを任せたり、いろいろなことを教えてもらったりしていて、その点は良かった。人を育てるのは人だと一番感じている。


(Hさん)
先程市長の説明を聞いて、天草市はすごいなと、大変子育てがしやすい環境が整えられているなと改めて実感した。自分の住んでいる地域でも少子高齢化がかなり進み、子どもたちの数が少なくなってきている状況の中で、両親・家族だけではなく地域、あるいは学校など、ある程度いい距離感で子どもたちを見守ってもらっている環境がある。そのような環境に、自然となったのか政策的になったのかは分からないが、天草で子育てをしてよかったと思っている。


(Iさん)
私も、生まれも育ちも天草だが、私の地元は地域柄、コミュニティが強いところがある。平成30年に小学校での部活動は「社会体育」へ移行した。社会体育へ移行したことでどんなことがあるのかと思ったら、地域の方の見守り、支援があり、その結びつきが強くなった。子どもたちの運動会に地域の方がたくさん来ていただき、孫のいないおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に応援してくださる。地域一体となって子育てができている環境に、とてもありがたいと感じている。その延長線上で、中体連やスポーツ大会があっても地域全体で応援していただけることが素晴らしい。そういったものを今後も大事にしていきたい。


(Jさん)
地域のつながりという点で、子どもたちがスクールバスで学校へ通っているが、スクールバス乗り場から家まで約1.5kmを歩いて行き来している。その行き帰り、近所の方、地域の方が見守りをしてくださり、子どもたちへ声かけをしてもらっている。自分たちは共働きでなかなか一緒に歩いて送ったり、迎えに行ったりできないので、登下校のようすを近所の方から聞く機会も多い。また、天草は自然豊かな町なので、自然に触れ合える機会が多い。言い換えると、自然について学ぶことが多いという点でいうと、天草で子育てして良かったと思う。


(Kさん)
医療費の助成があって良かった。何かあったとき、いつでも安心してすぐに病院に行ける。自分の地域も小規模校で、中学校の生徒も数が減ってきている。でも、地域の方々が小学校にも中学校にもお話をしに来ていただき、いろんな場面で小・中学生をボランティア活動に関わらせてもらっている。地域の方とつながりがあるので、子どもたちもあいさつもできるようになり、高齢者に優しくできる場面がよく見られる。また、地域で声かけ事案があった時、通りかかった方がその子たちを知っていて、すぐに学校へ連絡をしていただき、先生方が現地にすぐ向かってくださり事なきを得たといったこともあった。人と人とのつながりは大事だと、天草で良かったなと思う。


(Lさん)
子育ての施策については、充分やってもらっていると感じている。特に小・中学校の合併の際、スクールバスを出してもらい助かっている。個人的には、例えば、米作りや野菜作り、魚釣りなど祖父母がやっていることを子どもが一緒に見ながら、大変な思いがあってご飯が食べられるんだよといった、人間のベースになる部分を小さいときから感じられることが田舎の良い点で、天草で子育てをして良かったと思っている。


【テーマ2:天草での子育てで困っていること】
【テーマ3:あったらいいと思う子育てサービスやよりよい子育て環境づくりのアイディア】


(Gさん)
私から皆さんにお聞きしたい。都市部の方から移住してこられた方と何回かお話をする機会があり、その方は、天草の環境や人に惚れ込んでここにいるという方だが、一つだけ心配な点があるとおっしゃっていた。それは「子どもたちがいい環境にいるが故に素直になりすぎて、これから歳を重ねて学校を卒業して社会に出る時、例えば仕事を求めて都市部に出た時に、人と会話したり接したりする免疫がないので、挫折したり、トラブルに巻き込まれたりするリスクがあるのではないか?」ということだった。皆さんの地域の子どもたちは、大人との会話や話をする時、きちんと普通に会話ができているのかな?と。自分の子どもはできない方かなと思うので尋ねてみた。ご意見があれば、お聞かせ願いたい。


(Cさん)
子どもが社会に出た時に、パワハラなどに耐えられるのかということか?それとも、競争に耐えられるかということか?


(Gさん)
競争の部分もあるが、自分をアピールできる、主張できるというような部分のことかなと、その人の話から感じ取った。集団や広い社会に出た時に、自分から行動できないとか、意見を出せない子が多いのでは?という捉え方をされているのではないかと思う。


(Cさん)
大勢の人の前だと緊張もするだろうが、そのような、人前で発表する機会を作ってあげるなど、学校の教育の中でも取り込んでいける天草市であればいいなと思う。要は、みんなの前でいろいろなことを発表できる機会や環境を、行政で作ることは難しいと思うが、学校などと作っていく必要があると思う。


(Hさん)
自分のところの中学校では、子どもたちにアンケートを取っている。それによると、「学力には問題ないが、子どもたち一人ひとりのコミュニケーションをとるという積極性に自信がない」という結果が出ていると聞いた。小規模には小規模なりの良さがあり、先生たちが近い、1人の生徒に対して多くの先生たちが支援できる環境がある。ただ、学校の中だけのコミュニティになってしまい、外部や他の学校の子どもたちと交流したりすることは苦手かもしれない、という話が上がっていた。なので、学校の授業で子どもたちに、地域の行事などを体験させる仕組みづくりも提案の一つとしてある。天草市は面積が広いので、生徒数の多い学校、少ない学校などで、もしかしたら生徒の交流の仕方、経験・体験に差が出てきているのかもしれない。政策関係では、天草市のどこにいても子育て支援ということで平等にできると思う。しかし、体験・経験というところでは、中央部、地方部での地域差があると思うので平等にはできないかもしれないが、公平さの担保は天草市、学校として、全学校で量的に考えていただくところで、先程言われたような経験・体験を補填していき、子どもたちのコミュニケーションを活発にしていく活動はできるのかなと感じている。


(Jさん)
コミュニケーション能力の低さでいうと、自分も高校を卒業して大阪へ行ったが、向こうの人と馴染むまでに時間が掛かった。天草の中でしか会話してこなかったため、都会の方との会話が億劫になってしまったところがあった。田舎で育ったことを都会の人に自慢しても、50・60代の方だとうらやましいと思われるかもしれないが、10・20代の人は自慢に取ってくれず、慣れるまでに時間がかかった。自分が中学生のころは、地元の知っている人とは話せたが、他の町の人と交流する機会はほとんどなかった。天草市の中でも、他の地区の方や移住者との交流の機会があれば、コミュニケーション能力も育っていくのではないか。


(Kさん)
自分が住む地域から本渡地域に出てくるのに車で40分ほどかかるが、自分の地域や近くに小児科がない。本渡の病院に行くのに40分、突発的な病気をすると、仕事を中断して子どもを迎えに行って、病院へ連れて行ってまた帰ってこなくてはならない。往復にかかる時間がネックになっているので、もう少し近くに病院が欲しい。
また、子どもたちの交流の場面が少ない。部活動で他校の子と仲良くなる交流の機会しかない。修学旅行で「○○中学校の子と会った」という話は毎年聞く。そのような話を聞くと、子どもたちは他校の子どもと交流できるのが楽しいのだろうなと思う。他校の子との交流がもう少し欲しいと思う。


(Lさん)
子どもたちの人数が少ないのを感じる。学校の部活動にしても1校単独でチームを作れない、競争の意識を高く持つという部分が難しい。生徒数によって、できる学校とできない学校との差が広がっていく部分も感じる。ただ、少ない人数でもいいことはたくさんあり、地域とのつながりやボランティア活動など、学校でも社会に出る取り組みもしていただいていると思う。


(Aさん)
私の子どもは大規模校に通っているが、やはりコミュニケーション不足、どうしてもスマホ世代で自分の気持ちを伝えるのが苦手であると、子どもを育てる中で感じている。自己主張するのも苦手。中学校でも人権問題等、道徳等で積極的に授業において取り組んでいただいているとは思っている。自分には進学を考えている子どもがいるが、進学となると、天草では専門的に学べる高校が少ない。子どもは看護師になりたいと言っており、高校から看護を学びたいと思っているようだが、天草市には高校から看護を学べる学校がないので、熊本市へ出ていかなければならない。天草市は高齢化が進んでいるので、医療・福祉・介護はすごく充実している。しかし、自分自身、福祉の仕事をしているが、職員が不足している現状。これからさらに高齢化社会になるので、できれば早い段階で就職できるシステム作りが必要だと思う。高校から3年間専門的に看護を勉強でき、あと2年で国家資格をとれるような学校があればいいなと子どもが言っていた。熊本市内の学校に行くことで、子どもが天草から居なくなくなってしまうのが心配。また、1人暮らしになるので、ものすごくお金もかかる。できれば天草地域の特性を反映した高校、大学ができれば、経済的にも負担が減るので親として助かる。


(Bさん)
中学校の部活動が社会体育に移行すると聞いた。中学校での部活は非常に大事で、部活がなくなると、子どもたち同士のつながりも薄くなったり、保護者の楽しみも減ったりする。また、スポーツ人口によっては、競技種目に偏りが出てくるのではないかという懸念もある。


(Cさん)
医療について、本渡の街中に(病院が)集中しているが、遠いところからだと本渡まで1時間くらいかかる。できれば車で20分圏内に1つ病院があれば良いなと思う。あとは、部活動に関しても、学校の先生や担当する人の働き方改革の観点から、クラブチームに移行するという話は理解できる。ただ、子どもたちのスポーツをする環境や機会がなくなってくるというのは明確だろうと思う。天草市もすぐに全部がクラブチームに移行するのではなく、徐々に移行する、とは思っている。移行の必要性は重々分かっているので、その環境が移行する中でうまいこと伝わればと思う。やはり、子どもに機会がなくなるのが一番よくない。
また、天草の子どもたちは海で泳いだりするが、そのようなことが地域のコミュニケーションにつながっていると感じている。私の地域の海には階段があり、飛び込んでも陸へ上りやすい環境になっているので、子どもたちは飛び込んで上がってを繰り返して遊んでいる。だが先日、「泳ぐな」という看板が立てられた。“禁止”とするのではなく、どうしたら泳いでもいい環境を作れるか?どうしたら子どもたちが楽しめる環境になるのか?をもう少し考えてほしい。


(Fさん)
私の地域にも小児科がなく、子どもが小さい時は船を使って病院に行くことも多く、船代に片道400円、海上タクシーであれば3,000円かかっていた。医療費は無料だが、船代だけで月何万もかかる時期もあって、子どもが小さい時は大変だった。


【馬場市長】
都会に出た時に自己主張できないという点については、心配する必要はないと思います。言われたように、子どもが少ないことによってコミュニケーションが取りにくいという話がありますが、私は、人は、最終的には自尊心、自分に自信があるか、生きる力があるかが非常に重要だと思っています。現在市で取り組んでいることとして、昨年から今年までの2年間、教育委員会と一緒に、天草小、天草中学校をモデル校として体験学習の事業を進めています。今年その成果を発表する予定ですので、来年度からは市内全校へ広げていく形になると思います。なぜこのような取り組みをしていくのかというと、この天草で暮らしているからこそ子どもたちにさまざまな体験をしっかりしてもらい、まずは子どもたちに生きる力をつけてもらいたいと思っています。それが、自分の自信につながっていく。都会の子たちにとっては、自然体験は遠くに行かないとできない、お金を払わないとできないという現状があります。そういう受け皿をこの天草の中に作りながら、天草の子どもたちに都会から体験をしに来た子どもたちの先生になってもらいたいという思いがあります。それが結果として、将来生きていく中での自信につながり、子どもたちが、天草で育ったことに自信を持って都会に出て行ってくれる、もしくは世界に出て行ってくれる、そういうこということを目指していきたいと考えています。
あと、部活動については、現時点では、土・日を地域移行し、平日については各学校でやっていくという方向性ですが、ご意見にもありましたように、子どもたちの数によって、できる部活動が限られてきたりしますので、部活動をどのような単位でやっていくのかも含めて、あらゆることを排除せずに検討をしているところです。
医師の問題、医療に関してですが、非常に難しい問題ではあります。医師の確保そのものが非常に難しくなってきていて、医師は増えているが、逆に地方へ来る医師が非常に少なくなってきています。私たちも、公立病院をどうやって残していくか、必死に対策を考え努力をしているところです。小児科医は、医師そのものが減っていて、小児科医を見つけること自体が厳しい状況でもあります。ただ、諦めているわけではなく、熊大病院にお願いし、牛深市民病院への医師派遣を週2回に増やしていただいたりしているところです。


(Cさん)
先生方の負担を減らすということについては、自分も必要性を感じる。最近、スマホで各学校の子どもたちと連絡が取れるようになり、コミュニティの枠が広がってきた。ただその一方で、LINE上でグループ化された友達同士間でトラブルがあったりもする。以前、グループ内で問題があった時に、保護者が学校側に何か対応を求めたことがあったが、それはおかしいと思う。スマホを買い与えたのは親、それを使っている子どもがグループLINEの中で何か問題があったからといって、先生がグループLINEの中で何か言っているわけではないのに、家庭から学校側に対応を求めるのは筋が違うと思う。スマホのトラブルについては、学校側に言わないで欲しいと保護者に話をした。そういうところから線引きを話し合って決めて、学校に落とし込んで、保護者に落とし込んで、各保護者のモラル向上につなげられたならと思う。


(Kさん)
地域の小学校が合併した時にスクールバスができたが、来年から小・中合同(混乗)になると聞いた。自分の思いを口にすることが不得意な子もいる中で、バスが中学生と一緒になることでさらに緊張したり、混乗になることに伴って集合時間も早くなるので、小学校の新1年生にとっては、とてつもなく負担がかかるのではないか、という意見が小学生の保護者から上がっている。小学校のPTA会長さんや小・中学校の校長先生方と話をして、どうにか小・中学校のバスを別にできないか?とお願いし、9月に試走をしていただくというところまでを聞いている。どうにか検討いただけないものか?


【馬場市長】
スクールバスについては、現在、スクールバス自体の費用が年間4億円を超えており、今後さらに上がる見込みで、財政的な問題がありますので、混乗して運用するという方法も検討しています。また、以前は小・中学校の混乗はできなかったのですが、今は全国的な流れの中で、「小・中連携」ということもあり、小・中学校を一緒にする学校が全国的に増えています。ご心配もあられると思いますが、私としましては、逆に中学生にとっては、新1年生(小学校)の面倒を見たりという良い点もあると思っており、混乗の方向で進めさせていただきたいと考えています。


(Eさん)
小・中学校のうちは、先輩などから制服や体操服などのお下がりももらえたりするが、高校になるといろいろな高校に分かれてしまい、制服も違い、お下がりもなく、知り合いも少なくなってくる。なので、制服代や教科書一式の費用などのほか、義務教育でかかった費用以外にもお金がかかってくる。高校に上がるときなど、費用が少しでも和らぐ支援策があればいいなと思う。


【馬場市長】
高校の時もそうですが、大学に行く時も大学の受験料から何から、桁違いに費用がかかりますよね。
また、天草町から高校に通われる時はどうされているのですか?


(Kさん)
大江・高浜地区では寮費補助と通学支援補助が出ている。以前、寮で過ごすことが難しい子どもさんがいて、タクシーでの通学に切り替えてほしいという家庭があった。その時は、タクシーへの切り替えをどんなにお願いしても認めてもらえなかったが、今年の子どもたちはタクシーへの切り替えが認められていて、認められなかった家庭からは不満の声が上がっている。
タクシー代はかなりの額で、補助があることで負担額は1万円いかないくらいで通学できていると聞いた。


【健康福祉部長】
天草西高等学校の閉校に伴って、本渡地区にある高校に通うためにタクシーを利用する制度だったものが、いつの頃からか補助金に変更されているようです。


【馬場市長】
寮費の補助はいくらくらいですか?


(Kさん)
実際なら4万円近くかかるところを、補助があって19,000円くらいで収まっている。自己負担がかなり安くなり助かっている。


【馬場市長】
牛深の子どもたちが本渡地域の高校に通うときには、何か補助があるのですか?


(Cさん)
牛深には寮費やタクシー代の補助はない。


【馬場市長】
今日はいろいろなお話を聞かせていただき、ありがとうございました。こういうのがあったらいいなと思うことがあれば聞かせてください。もちろん、できることとできないことがありますが、ご意見をお聞きしながら施策に取り入れていきたいと思います。
天草の今の子どもたちが大人になった時、できるだけ天草で子育てをしてもらえるよう、また、天草の中で子どもを育てたいという子育て世帯に移住してきてもらえるような天草にしていきたいと思っています。そのためには、これから何をしなくてはいけないのか、政策としても考えて取り組んでいきたいと思っています。
また、話の中でもありましたように、PTAの方でも学校の在り方、また先生に対する在り方も含めて議論していただく機会を持っていただきたいと思います。私たちも、子どもたちのために、そして子どもたちを育てる保護者さんのためにも精一杯頑張っていきますので、これからもご協力よろしくお願いします。本日はありがとうございました。

このページに関する
お問い合わせは
(ID:11532)

重要なお知らせ

カウントダウン

ダイジェスト(旧トピックス)

トピックス

ページの先頭へ
天草市
法人番号 9000020432156
〒863-8631  熊本県天草市東浜町8番1号  
電話番号:0969-23-11110969-23-1111   Fax:0969-24-3501  
業務時間:月曜~金曜日の午前8時30分~午後5時15分
(ただし、土日・祝日、12月29日~翌年1月3日を除く)
天草市マップ
© 2023 Amakusa City.