1月27日、天草地区交通安全協会倉岳部会6人が、熊本赤十字会館で救急法基礎講習を受講しました。
これは、交通安全活動中など、いざというときの応急手当の知識と技術を身につけるため受講したもの。当日は、マネキンを使用し、倒れている人を発見した場合の処置方法について、胸骨圧迫(心臓マッサージ)や、AEDを用いた電気ショックの方法などを学びました。
講師を務めた日本赤十字社熊本県支部の野﨑指導員は「時間が経過していくことで救命率が下がっていく。AEDがどこにでもあるわけではないので、救急車が到着するまで心臓マッサージを続けないといけない場合もある。まずは周囲の安全を確認し、自分の身を守った上で処置を始めてほしい」と話し、救急車が到着するまでの救急法の大切さを伝えました。
同部会の高田部会長は「救急法は学んだことがあるが、忘れていることもあるので、講習を受講できて良かった。今度は、ケガなどの応急手当の勉強をしたい」と話していました。
2次事故防止のため周囲確認を
肩を叩き、声を掛け、意識を確認
119番通報とAEDを持ってきてください!
胸骨圧迫
AEDのパッドを貼る時も胸骨圧迫を継続
AED起動中
乳幼児は指で胸骨圧迫