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2024年1月26日

文化財を火災から守ろう!~五和町の石本家屋敷で火災想定訓練~

最終更新日:

訓練に参加して防災意識を高めました

 1月26日、五和町御領の本市指定文化財「豪商松坂屋(石本家)屋敷」で火災を想定した訓練が初めて行われました。

 これは、「文化財防火デー」の取り組みの一環として、中央消防署五和分署が実施したもので、消防隊員や消防団員、屋敷管理者など11人の地域住民と市文化課職員が参加しました。

 石本家屋敷から出火したと想定し、屋敷では119番通報、初期消火、避難誘導、重要物品等の持ち出しなど一連の動作を訓練。屋敷の外では、通報を受けた消防隊員と消防団員が2カ所に分かれて放水する訓練を行いました。

  • IMG_3237屋敷から避難

    石本家屋敷から避難します

  • IMG_3249避難持ち出し

    重要物品等を持ち出し


  • DSC_0006看板

    70m離れた地点から放水準備

  • DSC_0011ホース

    屋敷近くまでホースを伸ばす消防隊員

  • DSC_0013(修正)

    消防団員も放水現場へ駆けつけました


  • DSC_0014放水準備

    すばやく放水の準備

  • DSC_0023放水

    放水始め!

  • DSC_0032団員放水

    別の場所からも放水


 訓練の後には、参加者全員で水消化器を用いた初期消火を体験しました。

 また、消防隊員がパンフレット「住宅防火いのちを守る10のポイント」に基づき、“ストーブの周りに燃えやすいものを置かない”、“火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する”など、日頃から取り組むべき対策を説明。別の隊員からは、「災害等が発生した時は、まず自分自身の身の安全を守る“自助”、と地域や身近にいる人同士が助け合う“共助”が一番重要なので、今日のような訓練に参加してほしい」とメッセージがありました。

 最後に五和分署長が、「能登半島の人は大変な状況にあると思う。災害時、水はとても大事なので、お風呂に水をためておくなど、近くに水があるようにしてほしい。天草では火災が続いているが今年度の五和町の火災は0件。これは地域での声掛けなど強いまちづくりがあってこそ。皆さんには健康で災害がないように過ごしてほしい」と締めくくりました。

※「文化財防火デー」は、昭和24年1月26日に奈良県にある法隆寺の金堂が炎上し、壁画が焼損したことに基づき制定されました。

  • DSC_0041的あて

    初期消火を体験

  • DSC_0051的

    消火体験用の的

  • DSC_0044

    消防隊員による防火の説明


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