2月3日、天草市民センターで「天草市地域とともにある学校づくり推進フォーラム~「学校と地域」手をつないで子育てを~」が行われ、学校関係者や保護者、各種団体など約290人が参加しました。
実践発表では、稜南中学校の生徒が「ハイヤ踊り“稜南乃風”」を披露しました。また、事例発表では、学校運営協議会の取り組みとして、本町小学校から、組織的に学校教育を支える各コミュニティの活動内容、新和小・中学校から、独自性を持ち自立している各コミュニティの活動内容について発表がありました。
また、今回のフォーラムでは、子育て中の多くの家庭が悩むSNSとの付き合い方について、石井社会教育指導員から、表現力、コミュニケーション力、想像力の3つの力を育てることが重要であるなどの説明がありました。
記念講演では、文部科学省でコミュニティ・スクールと地域学校協働活動を担当し、コミュニティ・スクールの全国普及に携わり専門職としての経験のある文部科学省CSマイスターの福岡県春日市職員・西祐樹さんから「どうする、地域とともにある学校づくり~コミュニティ・スクールって結局なんなん??~」と題し講演がありました。「学校と地域」が手をつないで、それぞれの目標の共有、課題の解決などを進めるためには、多くの皆さんが対話を通してチャレンジした経験や皆さんで変化を生み出した経験などの経過の積み重ねが自分事としての意識を生み、輪を広げていくことが必要であるなど、自身の経験、春日市や他自治体の事例などを踏まえ分かりやすく話されました。
講演を聞いた参加者からは、「コミュニティ・スクールの仕組みや必要性が理解できた」「学校と地域が知恵や力を出し合い、それぞれがより良いものにしていくことの重要性を改めて考える良い機会となった」などの感想が寄せられました。
※ 写真は、「稜南中学校ハイヤ踊り“稜南乃風”」