2月25日、有明町須子地区で有明まちづくり協議会主催のフットパスイベントが行われ、町内外から20人が参加しました。
「フットパス」はイギリスが発祥で、森林や田園地帯、古い町並みなど、昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くことができる小道のことです。同協議会ではフットパスによるまちの魅力づくりに平成28年から取り組んでおり、町内7つの地区に11のコースがあります。
また、昨年度から有明小学校の地域貢献活動として小学生ガイドの養成に取り組んでおり、今回も有志の児童6人が約1カ月かけて準備し、案内に挑戦しました。
今回は須子地区コミュニティセンターをスタート・ゴールとする約5kmのコース。良質な塩づくりで住民の暮らしを支えた塩田跡とそこに建てられた塩竈神社や、八坂神社(厄病除け)、菅原神社(学問の神様)、生目神社(目の神様)の三柱をまつり地元の人から「祇園さま」と呼ばれ親しまれる神社などをめぐりました。
約3時間のコースを歩いてコミュニティセンターに戻ると、地域の皆さん手作りの豚汁でおもてなし。参加者は冷えた体を具沢山の豚汁で温め、「おいしい」と笑顔でした。
第1回から全6回全てのボランティアガイドに参加した6年生の岩永礼葉(あやは)さんは、「今回が最後のガイド。有明町の良いところをたくさん勉強して伝えることができてよかった」と感想を話しました。中学生になっても、さまざまなことにチャレンジして活躍してくれることを願っています。
高台から須子を眺める
塩竈神社
具沢山の豚汁でおもてなし
説明をする小学生ガイドの皆さん
ガイドの説明に耳を傾ける参加者
ガイドおつかれさまでした