4月20日、本渡町本渡の神饌田祭場で、本渡諏訪神社とJA本渡五和による御田植祭が開催されました。毎年、田植えの時期に合わせて行われているもので、今回で31回目。祭事には、関係者など約50人が参加し、五穀豊穣を祈願しました。
すげがさをかぶり着物を着た早乙女8人と烏帽子に白装束の田男8人が田んぼに入り、雨が降りしきる中、もち米の苗を一つ一つ丁寧に植えていきました。
早乙女として参加した天草拓心高校農業クラブの金子由佳さんは、「今回初めて参加しました。雨が降っている中でしたが、田男の皆さんと一緒に楽しく植えることができました」と話していました。
収穫されたものの一部は、伊勢神宮や靖国神社、諏訪大社などに献上米として奉納されるそうです。