5月13日 有明小学校「人権の花運動」種子伝達式
有明小学校で「人権の花運動」の種子伝達式が行われました。
この運動は、子どもたちが協力して花を育てることを通して、生命の尊さを実感し、相手を思いやる優しい心を育てることを目的に実施されています。
伝達式で手渡された花の種は、昨年の「人権の花運動」実施校の本渡東小学校が種から育て、花を咲かせた後に集めたもの。
同校の酒井校長は「きれいな花を咲かせるためには、水や栄養が足りているかなど花を思いやるの気持ちを持つことが大切。命を大切にする優しい心で花を咲かせ、次の種につなげてほしい」と話しました。
最後は児童を代表して「相手の気持ちを考える思いやりの気持ちを大切に、花と笑顔がいっぱいの有明小学校にします」とお礼の言葉が述べられました。
秋には「人権の花運動」の活動報告と成果発表会が行われる予定です。
11月27日 「人権の花運動」発表会
11月27日、有明小学校で「人権の花運動」活動報告会が行われ、5月に前年度実践校の本渡東小学校から種を引き継ぎ、全校で協力して花づくりに取り組んだ成果を発表しました。
同校では環境栽培委員会を中心に「一人一鉢運動」に取り組み、夏休みも持ち帰り世話をするなどして大切に育てました。活動の中心になった環境栽培委員の皆さんは「今年の夏は暑く水を切らさないようにするのが大変だった。花を育てるにはたくさんの手間と愛情が必要で、花を大切にできる人は、ほかの人への思いやりがもてる人だと思った」と取り組みを通じての気付きを発表しました。
また、学年を代表して3人の児童が感想を発表。4年生の浦田さんは「授業で一人でいる友達がいたらどうするかということを考えたとき、声をかけてもらうと元気になると思った。花も同じで、手をかけてお世話をするときれいな花が咲き、花にも人にも温かい思いは届くのだと感じた」と感想を話しました。
皆さんで育てた花は、学校の玄関に飾られ来校者を出迎えたほか、4年生は児童民生委員として一人暮らしの高齢者へ花を届ける計画がされています。また、6年生は小学校の隣の有明支所の花壇の手入れを行い、きれいな花で地域の皆さんへ元気を届けてくれました。
皆さんが育てた花からとれた種は、次の実践校である本渡南小学校に渡されるとのことです。

環境栽培委員会による取り組み発表

市教育委員会より感謝状の贈呈

活動のようす

たくさんの優しい心が育ちました🌸

育てた花からできた種は次の学校へ