
5月17日、熱中症対策の情報共有と連携強化を図るため、天草市と大塚製薬株式会社の共催で、関係団体を集めて健康会議(※1)が開催されました。
会議では、改正気候変動適応法の概要について、環境省九州地方環境事務所から説明があり、その後、天草市における取り組みや各団体が実施可能な取り組みについて発言。官民が連携して、住民や旅行者に対し周知啓発を行うとともに、正しい知識を持って対応にあたることを確認しました。
天草広域連合消防本部の堤田さんは、「一人ひとりが熱中症予防行動をとってもらうことが何より大切。少しでもようすがおかしいなと思った時は、救急車をためらうことなく呼んで欲しい」と訴えました。
また、会議終了後には、熱中症対策標語コンテストの表彰式があり、最優秀賞の6年・松岡雅さんへ賞状と副賞が授与されました。松岡さんの標語「水分、塩分、休けいは、熱中症対策のお約束」を使ったポスターを、公共施設や協力団体などに掲示し、熱中症予防の啓発に活用します。
※1 健康会議とは、令和3年7月に市と包括連携協定を締結した大塚製薬株式会社が、自治体と各団体の橋渡し役を担い、自治体が抱える健康課題の解決サポートとして連携自治体において開催している会議のこと。