
6月9日、五和町の地域交流センターおおくすで「天草プロレス五和町手野大会」が開催され、200人を超える来場者でにぎわいました。
これは、あまくさプロレスフェス実行委員会主催、五和まちづくり協議会などが後援している大会で、プロレスを通じて地域を元気にすることを目的に開催されたものです。
当日は、越中詩郎選手や熊本県出身の幸村ケンシロウ選手をはじめ12人のプロレスラーが勢ぞろい。シングルマッチやタッグマッチなどを繰り広げ、観客を熱狂させました。
また、九州ジュニアヘビー級選手権の試合も行われ、チャンピオンのエルブレイブ選手と挑戦者のアズールドラゴン選手が対戦。激闘を制したアズールドラゴン選手へ池田県議会議員よりチャンピオンベルトが贈呈されました。
メインイベントは選手が3対3で戦う6人タッグマッチ。今年デビュー45周年を迎える越中選手が登場すると、観客から「越中コール」と手拍子が沸き起こり、会場のボルテージは最高潮に。試合ではタッグマッチならではの連携技や投げ技などの大技も披露され、会場を盛り上げました。
大会の最後には富豪2夢路選手が「盛り上がれ天草ー!!」と呼びかけ、観客は大きな拍手と歓声で応えていました。
大会終了後には選手が自らグッズ販売を行い、多くのファンで行列も。大会に出場した越中選手は「天草の人たちが温かく迎えてくれてうれしかった」と話し、写真撮影やサインに応じるなど、ファンとの交流を楽しんでいました。
また、来場した女性は「プロレスは何回か見に行ったことはあるが、今日が一番盛り上がっていて楽しかった!」と笑顔を見せていました。
大会の主催者であるストロング永田さんは、「今回で5回目の開催になるが、今後もプロレスの力で天草を盛り上げていきたい。次回開催も決定しているので、みなさん楽しみにしていただければ」と意気込みを語りました。