5月19日、地域防災力の強化と地域住民の防災意識の向上を図るため、栖本地区全住民対象の防災訓練が行われ718人が参加しました。午前9時のサイレン吹鳴後、避難訓練や救命訓練・煙体験・緊急通報訓練など、12地区それぞれに計画された訓練が行われました。
また、避難行動要支援者名簿を活用して、要配慮者を避難所(栖本福祉会館)へ搬送し、受け入れる訓練も実施しました。
災害による被害の軽減のためには、行政による「公助」はもとより、自分の身は自分で守る「自助」、身近な人同士が助け合う「共助」が大きな力となります。
今回の訓練では、「災害はいつ起きるか分からないからこういう訓練には参加せんとね」と数名で手をつないで参加された年配の人や、消防士の話を一生懸命聞いている子どもの姿も見られるなど、防災意識を再認識する機会になったようです。