6月21日、有明小学校で「飛び出せ!まちの探検隊」が行われ、2年生15人が赤崎地区を歩いて学習しました。
この取り組みは、自分たちが暮らす地域を探検し、自然や文化、まち並みの魅力に気付き、興味を持つことを目的に実施。今回も地域学校協働活動として有明町が取り組むフットパスによる地域の魅力づくりを行う「有明まち魅力発見隊」のメンバー6人がボランティアガイドとして協力しました。
また、小学校のすぐ下には消防署有明分署や天草信用金庫、JAあまくさ、赤崎郵便局、コミュニティセンターなど暮らしに身近な施設が多くあります。特に消防署ではなかなか見ることができない消防車と救急車に子どもたちは興味津々で、「通報からどれくらいの時間で出発しますか」「ホースの長さは何メートルですか」などたくさんの質問をしていました。
その後も、江戸時代、痩せた土地で作物が育たず貧しい人々の暮らしを良くしようと、鹿児島からさとうきびを持ち帰り、開墾して植栽した前田市右衛門と、私財を投じてイカナゴ漁を若者に学ばせ、大火により荒廃した村の復興に尽くした上原典禮(てんれい)医師のそれぞれの記念碑をめぐり、地域の発展に尽力した先人について学びました。